恵み野のオープンガーデンは、ニュージーランドのクライストチャーチに行った方が持ち帰った写真を見た女性達によって、こんな街を作って行こうと一念発起して自分達の地域にお花を植えていったのが始まりだったそうです。

1988年の結成以来、市民によるオープンガーデンの草分け的な存在として全国でも類をみない市民主導型の活動が続けられています。そしてオープンガーデンへの熱意は2000年に北海道全土に広がり、毎年オープンガーデンガイドブックを刊行する大きな組織に成長しました。

この日は功労者であり365日一日として休みがないほど多忙な内倉様のご案内で恵み野のオープンガーデンを見学させていただきました。

S邸のお庭

13年目のお庭です。
色の組み合わせを大切にしておられ、コーナー毎に細心の注意を払って花の時期にどんなバランスで花を見せられるか、心憎いばかりの計算が潜んでいました。



道路から眺められる外の庭にも、細やかな計算を感じます。

手前にルピナス、薄紫のカンパニュラ・ラクティフローラ。
ラティスなどもご主人が手作り。



道路から見える庭のようす。




ボーダーに手前にキャンディタフト、ビスカリア。後方にアグロステンマ、ヤグルマギクと背丈の差も計算通り。



草花は種からまき、別な場所のハウスで育苗して移植しているそうです。
ご主人は毎日お庭作業にかかりきりです。




カンパニュラ・ラクティフローラが似合うお庭。



ここではサフィニアとロベリアの色合わせが素晴らしい。



チドリソウもマロウも同時に咲いているのは北海道だからですね。



ビオラもコスモスも同時に咲いているなんて!



ホワイトボーダーもパーフェクト❗



溢れんばかりにお花が咲いているお庭です。



完璧に手入れが行き届いた芝生のグリーン。



高さのあるパーゴラやラティスにはクレマチスが満開でした。


ガーデニング魂がピークに達していると思われる生き生きキラキラのお庭でした。
これだけ花がひしめいていても決して威圧的でないのはカラースキームの巧みさですね。

大変勉強になるお庭でした。

次のお庭はまた改めて。
写真が沢山あるため、少しずつアップしたいと思います。