妙義山が霧に包まれ時おり雨足が強まる日でしたが、ご希望の多かった軽井沢レイクガーデンを訪ねました。
水辺を囲む薔薇と、軽井沢に自生する樹下に広がる山野草と宿根草の小道は、いつ訪れても魂が清められるような佇まいです。一行の中にはこちらは初めての訪問という方が10人以上いらっしゃいましたが、またすぐにでも個人的に来てみたい、というお声ばかり。立派な大型庭園があまたあっても、ここのように緑に包まれた水辺の風景があって、ゆっくり散歩ができ、商業的な匂いを感じさせないナチュラルガーデンは、滅多にありません。
雨日のために撮影が全く無理でしたので画像なしでごめんなさい。
拙い文章から少しでも光景がお伝えできるといいのですが。
薔薇はごく早咲きの品種が目覚めたところで、とても初々しく、一品種に2、3輪ずつ咲いていました。薔薇にからんだクレマチスたちも美しく、花壇の縁に咲くキャットミント、ゲラニウムの薄紫色が遠くまで続く小道は、カラーリーフプランツの混植によってリズミカルに、そして、ロマンチックに、時間の制約がなければ一日中さ迷い歩いていたいような気分にさせられました。
石橋で繋がれた大きな池には、まもなく睡蓮やヒツジグサらが咲いてくることでしょう。近ければ、年間パスポートを購入して好きなときに好きなだけ散策休憩できるのでしょうね。それができない私たちは滞在時間の一分一秒まで惜しみながらレイクガーデンとお別れして、次の訪問先へ。
この日は個人邸を2軒見学予定でした。また次の記事でご報告を。
動画はYou tubeからお借りしました。