仕事の合間に、念願のお庭訪問を実行中です。
私の庭にお越しくださった方のお庭、カルチャーに参加された方のお庭、
訪問先リストがまだまだ消化できてないんです。

今回は同じ市内でも、ちょっと離れた山側の農家のお宅です。

真夏日でした。
我が家からお嫁に行ったホスタの巨大株が前栽を圧倒して白い花を咲かせていました。我が家の親株をはるかに上回る大きさ。
暑すぎてカメラを取り出せず、お見せできません。

家の向かい側に流れる小川沿いにも花を植えていて、
まもなく紫陽花が一斉に咲きそう、
道行く人たちがワクワクするでしょうね。

深い軒が張り出している下はコンクリートのタタキになっていて、
大きな鉢をズラリと並べてらっしゃいます。

月下美人のコレクションが見事です。
昔懐かしいお花です。



冬には部屋に取り込むそうです。
20畳もある部屋が冬越し室になるそうですが、仕舞うのも出すのも
体力勝負でしょうね。



ちょっと拝見するつもりでいましたら、
お友だちも勢揃いしていて中へ上がれ上がれと言われ・・・・



茅葺き屋根の上に瓦を被せた古民家は、
リノベを施して、素敵な雰囲気。
最近のYAWANA家とは大違い。

近くのお店から湯気のたつ昔ながらの柏餅が届きました。
この味は、ふかしたてでなければわからない美味しさですから、
大感激でご馳走に預かりました。




お友だちの差し入れサラダ、新じゃがと凍み大根の旨煮、山のフキの炒め煮、キュウリの浅漬、サラダほうれん草とカリフラワーの和え物、
などがテーブルに運ばれて益々恐縮(((・・;)

Oさんはスローフードの雑誌にも掲載された方、
昔ながらの郷土料理はとても勉強になりました。



炊き込みおこわ(写真なし)も。


天井が高い古民家はちても涼しくて暑さも忘れてお話に花が咲きました。

「農家のお庭」には、ともすると忘れがちな「生活する庭」の原点が宝の山のように詰まっています。
これからも時々学びに伺わせて頂こうと思いながら帰途に着いた一日でした。