たった2本しかないキャンベルブドウですが、20年もたつと
買わないで済むくらい成ってくれて
助かっています。

なにしろ、無農薬だから皮ごと安心して食べられるのがいいですね。

一日おきにバケツ2杯ずつ収穫中で、
今日のは、これぐらい。

バケツ1杯で約4キロ、2杯で8キロ。
大仕事ですよ。

キャンベルは黒色が熟した状態ですから、
色の薄いのや青いのは生食には早いのでは?と訊かれそう。
まさにそのとおり。
でも、早採りの理由は2つ、

ひとつは、ハクビシンがブドウ棚に毎晩きて黒実だけもぎって食べていくので、
先駆けて採る必要があること。

もうひとつは、薄黒いのや少し柔らかくなった青い実を試食したら、
意外にも
渋味がなく、むしろ甘いし、
酸味も少ないとは驚きでした。
これは使えるゾッと思ったこと。

途中で収穫できるとわかったのは、思いがけない朗報だからね。



私のやり方は、房からはずした実をざっと洗い、水を加えないで鍋に入れ、
強火で沸騰させ、ブドウ全体がフワッと柔らかくつぶれてきたら、
火から下ろします。(沸騰後、数分で皮がやわらかく破れてきたら火を止めていいんです)


大きなボウルの上にコシザルを置き、
鍋の中身をざーっと空けて、
ゴムベラまたはお玉じゃくしでぐるぐる回しながら皮と種を濾していきます。

ボウルに濾したブドウピュレーを再び鍋に入れて
アクを掬いながら全体の半分の量になるまで煮詰めます。

私はグラニュー糖をブドウの半量入れて煮詰めたジャムと、
砂糖を加えずにブドウだけを煮詰めたピュレーと、
2種類作ります。

瓶詰めを省略して
このような容器にすぐに移してあら熱がとれたら冷凍保存し、
使う容器だけ冷蔵庫に移動して使いきるようにしてますが、
冷凍なら消毒の煩わしさが省略できて楽チンでしょ?





8キロのブドウがたったこれだけになってしまいます。
さあ、明日も頑張って ブドウジャム作りしなくちゃ。