ようやくたどり着いた森のゆるやかな斜面一面に
早春の妖精たちが
ひっそりと
たとえようもないたおやかさを湛えながら
咲き出していました。
この妖精たちは
盗掘に継ぐ盗掘で
消滅しかけています。
セツブンソウという名の妖精さん。
わたしがかつて住んでいたオランダの片田舎の森に咲いていた花でした。
向こうの人は
「ボス・アネモンチェス」と呼び、
可愛がって皆で大切にしてました。
ボス=森、 チェス=小さく可愛いものに付ける愛称
森に咲くちっちゃなアネモネ、ですね。
明るい林床にも
福寿草と交じり合いながら
夢のように儚い個性も感じられます。
そのほかにも、こんなに沢山の妖精さんたちに会いました。
ロウバイ
マンサク
バイカオウレン
セントウソウ
青色キクザキイチゲ
ショウジョウバカマ
カタクリ
ユキワリソウや福寿草の販売コーナー
お店で買うよりずっとお安い値札がついてました。
今日の開花情報
入り口に野菜バイキングランチのお店あり。
素朴な味付けの野菜尽くし
妖精の地にぴったりでした。