仙台講座にご参加の皆様、このたびは雨の中をご参加いただき、


本当にありがとうございました。


昨日帰宅しましたが、例によって、体力回復に丸一日を要する身となり、


ブログ更新が今になってしまいました。




酷暑の続く今年は、我が家ばかりでなく、東日本のどちらのお庭も


維持管理が実に大変なことでしょう。


例年なら初秋の涼しさが戻ってきている季節のハズでした。


このような状況にもかかわらず、


快く見学を受け入れてくださいました


お庭主様に改めて感謝の念で一杯でございます。






コナラの雑木林は、重たい断続的な雨にけぶってました。


背の高い草が雨の重みでしなり、


ススキの穂や、アレチノギクが繁茂する小道を通るお宅へ。


本当はバスを降りて歩く小道ですが、


庭主の奥様がピストン輸送で我々を何回も送迎してくださったことも、


お庭公開にも増して、深く心に残りました。







土砂降りで残念でしたが、


石造りの広いテラスから、お庭をぐるりと拝見してきました。


5年目のお庭には、


低木と宿根草がナチュラルにデザインされて


秋色がかった風情・・・・




生垣代わりのアナベルの咲きガラが


雨に揺れる様もまた良し。




夢色の庭と暮らす





テラスの石柱周りはイエローカラーにしたとのことで、


写真のソリダゴとか、ヘリアンサス、バラなどが


緑の中にアクセントを添えていました。


ソリダゴは、いわゆる「セイタカアワダチソウ」のことですが、


アクセントにうまく扱えば秋に似合うもの。


夢色の庭と暮らす


このお宅では


奥様がリバティの布地で小物を作り、展示販売もされてました。


お庭だけでなく、このようなオプション的お楽しみがあると


よりうれしくなりますね。






次は、重厚な英国風の建物の中にあるレストラン


ドイツトウヒやコニファーの森の中に建つ、マナーハウスを訪問するのは初めて。


木々のお庭は落ち着きを感じさせます。




夢色の庭と暮らす




↓ ドライに仕上がっているのは


ワイルドオーツの穂。


庭ではまだその色は緑ですが、


刈り取って、


アフターガーデニングでこのように利用するために


やっぱり育てておきたいプラントですね。


枯れあがると一段と素敵に。





LEAF HOUSE さんにて。

夢色の庭と暮らす






林に囲まれたこのお庭は


グラスガーデンのお手本のようです。


ゆったりと曲がりくねる園路に沿って、


自然風に植栽されている宿根草たち、


見る側も肩の力を抜いてラクに歩けるお庭です。




おいしいピーチティーのおもてなしをありがとうございました。



夢色の庭と暮らす


雨のために写真があまり撮れませんでした。


花盛りの春とはちがって、いわば「端境期」のオープンガーデン。


しかし、四季折々の工夫を学んでいただきたいので、


この時季の学習は意義深いと思っています。




夏を越して元気に育ってくれる植物や、管理法など、


車中の時間を使って皆様にお伝えしたことが


参加者のお役に立てれば幸いです。




10月には仙台発講座として


新潟・会津(カーブドッチワイナリー・ローズガーデンと個人庭)訪問


岩手県奥州市オープンガーデン(6軒)訪問


引率していく予定です。


もし、参加してみたい方がいらっしゃいましたら、

まだ残席が少しあるそうですので、

NHKカルチャー仙台教室までお問い合わせくださいませ。









秋色を増した仙台駅前の garden Edenにて



花色といえば、ノボタンの紫のみ


こういう大人のシックな植栽、


私好みです。



夢色の庭と暮らす


夢色の庭と暮らす



今朝は涼しさが戻っているいわき


雨の恵みによって


植物たちが活き活きと復活してきました。


私も共に復活していきたいです。