ガーデニング、読書に並んで好きなものは、映画あるいはテレビ映画鑑賞です。
かなりのオタクであることは皆知らないようですけど、ヘビイに中毒してるかも。
好きが昂じて、何年も前にwowowを契約しました。
録画しておき、時間があるときぼーっと観るのが、
最大の現実逃避にして、最大の甘美な一服!
このおかげで元気が甦る霊験新たかな映画!
どこにも出かけられないとき、
疲れきってなにもできないようなとき、
素晴らしい友になっています。
10月からwowowチャンネルが3チャンネル放送に進化して、
プライムとシネマの2局にはヨダレがでるような古今東西の映画がホボ垂れ流し状態で、
よほど自分の生活をコントロールしていかないと
誘惑に負けそうです。
独断と偏見を ☆で表すとすれば
もっとも素晴らしい ☆☆☆☆☆
かなり素晴らしい ☆☆☆☆
暇つぶし程度には満足 ☆☆☆
安直な駄作 ☆☆
観るに耐えない ☆
これからも気ままに記録を残しますが、
映画ファンでない方は、どうかスルーしてくださいね。
「ミルドレッド・ピアース幸せの代償」全5話 ☆☆☆☆☆
ケイト・ウインスレットがテレビドラマ初主演、ガイ・ピアース、メリアア・レオら名優も見もの
1920年代アメリカの不況、女性の社会的立場、子育て、恋、仕事、に深く切り込み、
余韻の強い作品
特に母と娘における愛と憎悪の心理劇はあまりにすさまじく悲しい。
まもなくDVDが出るのではないか?
http://www.wowow.co.jp/pg/release/001484/
「ボードウオーク・エンパイア 欲望の街 」 ☆☆☆☆☆
日曜夜、放映中でまだ第3話目ですが、「ディパーティッド」のマーティン・スコセッシ監督が指揮をとる
初のテレビドラマ。
これはもう観ないわけにはいかないほどの傑作。
スティーヴ・ブシェミという怪優が演じる”ナッキー”が、悪事に手を染めながら頂上にのし上がっていく
アメリカ禁酒法時代のアトランティック・シティを舞台に、
めくるめくリアルな展開には目が放せません。
悪人といえども、複雑な心を抱いている、人間の不可解さ、面白さ、がわかる方におすすめです。
http://www.wowow.co.jp/drama/boardwalk/
「ヒアアフター」 ☆☆☆☆
クリント・イーストウッド監督が2011年に制作した映画。
Hereafterとは 「来世」の意味。
津波に流されて臨死体験をした女性ジャーナリスト、
霊能者であることに絶望して自分を失った男(マット・デイロン)
双子の兄を事故で失って、喪失感から立ち上がれない小さな弟、
この3人が運命の導きで出会い、ふたたび生きなおそうと歩んでいく・・・
感動のヒューマンドラマです。
東日本大震災の直前に封切り予定された映画でしたが、冒頭の津波の場面があまりにも衝撃的で
日本での公開が中止となった問題作でもあります。
臨死とか、来世に関心がおありになる方には特におすすめです。
娯楽作品というよりもシリアスでメッセージ性の高い作品でした。
イーストウッド先生、老成なさったなあ!!!