今朝は氷点下。


エアコン、灯油ストーブなしの生活で鍛えています。


エアコンは放射性物質を含む外気を取り入れるため、できるだけ使わないようにしていますし、


灯油ストーブは度重なる地震で火災の元にもなりかねず点けられない・・・・


できるだけ、我慢、我慢の生活。


家族全員で炬燵を囲み、雑魚寝スタイル、安眠は遠い夢・・・



本当は外に居ないほうがいいのでしょうが、


割れたコンテナから放り出されていたクリローたち、


ポットでスタンバイさせて干からびる寸前の花苗たちを見殺しにはできません。


救わねばなるまい、


ゴーグル、マスク、帽子、タオル、手甲、ゴム手袋、軍手などに身を固め、


最小限のモノたちだけ避難所へ植えてやりました。


鉢植えのものはほとんど、こうして地植えしておけば、庭主が留守になっても


自力で生きていってくれるでしょう。


最後は自力だよ!! 頑張れ!!!と話しかけながら。



こんな被災者的生活の中でも、いいことがありました。



☆その一☆


毎日、復旧の様子を聞くためにいわき市役所に電話しているのですが、

お風呂に入るにはどこへ行けばいいか?と聞いたら、

今日から常磐地区にある湯本温泉の源泉かけ流しの銭湯

「みゆきの湯」で

朝8時から無料利用券を配りますとのこと。


さっそくかけつけると、一人一枚の券をもらえました。

一人で何枚もの券はいただけません、家族でもダメ。


一度に男女それぞれ25名が入れるので、一日でかなりの人が利用できるといううれしいサービス!!!

ルールとしては、30分の持ち時間のうちに入浴をすませることで、利用券に時間が指定されています。

シャンプー、リンス、タオル一式は自分の家から持参してほしいとのこと。


私たちは12時からの利用券がいただけ、

硫黄分が濃い温泉につかり、

シャンプー、ブローし、

歯磨きもでき、

心身共にリフレッシュできました。

30分でも十分すぎる時間でした。


さすが、湯本温泉を持ついわき市。

自宅に何日も帰っていないという係員さんたち、そのおかげでこうして温かいお湯に入れます。

本当にありがとうございました。


湯本駅付近にある温泉の足湯コーナーでは温泉水をバケツに汲んでいく人が絶えません。

モチロン、足をつけてゆっくり温まる人も多く見受けられます。

券には限りがあるので、もらえなかった人には、この足湯だけでも

相当、疲れがほぐれるはずです。


☆その二☆


市内のコンビニ(7-11)が全店営業を開始しました。

煮炊きができない人のためのお惣菜が豊富にあるようです。

それでも午前中で売り切れ続出らしいので、早めに行った方がいいかもしれません。


☆その三☆


水道が一部開通して、

常磐地区では湯本第1小学校、藤原小学校の水道が24時間使えます。

数量制限なく汲んででこられますので、給水車より便利。

湯本1小が駐車しやすくおすすめ。


☆その四☆


常磐地区でもコインランドリーが少し再開しています。

溜まった洗濯物を持っていけそうです。


☆その五☆


GSは4時間待ちで20リッター程度まで買えるところが増えています。

それでもすごい行列で、夜のうちから並んでいる人もいるようです。


今日は、一歩前進の町の様子をレポしました。

引き続き、サバイバル、頑張ります!!!

皆様、応援ありがとう!!!

コメントにお返事書けませんが、感謝と共に拝見していますので

どうぞ、お許しのほどを。