ようやく体調が戻り社会復帰できました。
皆様からお見舞いのお言葉、本当にありがとうございました。
立川で開かれた第1回目のガーデンショー(タイトル長すぎ!)に直通バスが出ると聞き、
ぎりぎりでしたが、思い切って初日で申し込んでみました。
いわきは霙交じりの雨だと思ったら、日立から牡丹雪の世界!!!
満開の桜に積もり行く雪は41年ぶりだそうですが、わたしの記憶では はじめて。
ダウンコート・帽子・セーター・マフラー・手袋・ブーツ・リュック・傘・・・・
登山ではあるまいにとおもいつつ武装したものの・・・
雪のため谷田部IC~柏ICまで通行止めで一般道へ変更しつつかろうじて正午に到着。
幸いにして現地は日差しが。
思いのほか会場が空いていたのは悪天候のせいだったのか?
主催側はイギリスのチェルシーフラワーショーの日本版めざして企画されたようです。
う~~~~ん、今後の動きに注目したいですね。
インターナショナル・・・と銘打っているにしては、
海外業者・庭園デザイナーの出展や出店は知る限りでは無かったような・・・
わずかに輸入雑貨店が少し、あとは国内勢ばかり。
まちがってたらお許しを。
所沢の国際バラ・・・の多彩さとはちがい、ローカルな雰囲気がありましたが、
出展企業さんのガーデン展示はしっかりとした日本の庭園技術を元にして個性を発揮しておられ、
なかなか見ごたえがありました。
花・花・花・・・で眼くらましをかける(不適切な表現お許しを)展示にはないものを感じます。
日本の自然の持つ細やかな季節感や水辺の魅力をシンプリファイした庭の中で、
私がもっとも注目したのは
この庭。
白いタイル・苔・竹・池のみの構成。
起伏をあえて排除し、
タイル面と同レベルに池の水を張っています。
竹のエネルギーと苔の瑞々しさが
あらゆる季節の魅力を想像させてくれるように思います。
究極の美と哲学に
21世紀の「竜安寺の庭」を発見したような気が。
ロゼワインが注がれたテーブルが唯一の【色】
今回は水辺を意識した出展が多く見られます。
竹のあしらい方も様々です。
竹林の間にぎっしり洋花や山野草を植え込んだブースもありました。
しかし、竹の間の花はとってつけたような気がしないでもなく・・・
最後の写真は別な庭で見つけた炭のエレガントな使用例。
また時間を見つけて出展庭を少しずつアップしますので
どうぞごらん頂きたいと思います。
このショーは今月25日まで立川市の昭和記念公園で開かれています。
お近くの方はぜひ。
今朝は4時起床しましたら
気温-1度。
庭中が凍結、霜だらけ・・・
仙台枝垂桜の花がいつまでたっても開花できずにいるハズです。
今日は病み上がりなので少し庭の作業をすることに。
早春の庭にしゃがみこむ日曜日、
それだけで至福の気分。
皆様も素敵な日曜日を過ごされますように。