いわきは 花曇です。
暖かさに誘われ、もう蚊や蜘蛛が動き出してきました。
辛夷のつぼみが二廻りも膨らんだではありませんか・・・
私は今日も庭に貼り付き、
嬉々として苗の植え替えや除草をしてます。
庭の仕事は、雨の来ないうちが勝負。
この休憩をとったらまた、「庭が私を呼んでます」
じっとりと汗ばむ暖かさ。
いつまでこの陽気がもつやら心配。。
さて、今日は、
お花の育て方、何にも知らないし、
庭にかける時間がほとんどない、
そんな人に
これならどうだ、というご推奨プランツです。
↑の写真の白い花は、
ニラそっくりの香りがする球根植物、
花ニラ、または、アイフェイオン。
食用にはならないので食べないでくださいね。
茨城県からはるばるお嫁に来てから、
我が家がとても気に入って
我が物顔にいたるところで、ほかの植物を押しのける勢いです。
ちょうど、日本中が
桜の花で埋まるころ、
真っ白いアイフェイオンの小花が
花壇にも、樹木の下にも 土手にも 咲き誇り、
花数が多くても暑苦しくない、清楚ですがすがしい眺めを作ります。
ラッキョウのような球根１コが三本に、三本が十本に・・・
掘って捨てると、捨てた場所に株が広がり
枯れるということを知らない不老不死植物。
写真の株は５年くらいそのままにした例です。
知人のお宅の庭は、
大きな株立ちの雑木と芝生のある広～いお庭。
その雑木の合間に花ニラが点々と咲いている光景が
息を呑むほど素敵でした・・・・
カラフルでないところがね・・・
ある友人宅では
忙しくて花の世話ができないので
結果的に花ニラだけが生存競争に打ち勝ち、庭中に広がりました。
山桜と競い合う季節は、このお庭のハイライト。
というわけで、花ニラの咲く４月のとある休日は
さほど広くないお庭で開かれる
ガーデンパーティーに
１００人以上の人が入れ替わり立ち替わり訪れます。
素敵でしょ？花ニラが招く、こんなおもてなし、
できたらいいですね？
栽培法：
日向、日陰、両方とも生育良好。
土を選ばない。特に肥料も不要。
花期は４～５月。冬は葉を落とす。
移植はいつでも可。
耐寒性強し。
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