先日も書いたようにミモザが倒れてしまいました。


18年間、花遊庭を訪れる人を、そして私を、春の喜びでいっぱいにしてくれたミモザ。


どんな親友よりも雄弁におおらかに、暖かく励ましてくれたこの大きな木になんと感謝してよいのでしょう。


ミモザを悼む気持ちはずっと続くでしょうが、沢山の子孫の苗を庭に残していったことを私は知っています。


自分の来たるべき運命を知っていたのでしょうか。


昨日から、開く直前のつぼみを湛えた枝を切って、ありったけの籠や壺に挿しました。


ドライフラワーに。


4月、お庭に見えるお客様に見ていただいて、ミモザの思い出を共に語り合いましょう。


窓辺にも飾ったミモザ。



大きな幹は近日伐採することに決め、今朝、最後の写真を撮りました。



美しいレモンイエローのふさふさした花房が、半分根を引きちぎられているのに、まだ頑張って咲いています。


でも、ドライ化が始まっているので、枯れるのは時間の問題です。



木の中ほどで咲き始めていたお花・・・この写真を遺影として。


ミモザは今後、ずっと私の心の中で咲きつづけることでしょう。

合掌。



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