一つは「一丁目一番地」、このドラマはNHKで1957年4月1日~1965年4月2日放送・全2025回◆8年続いた連続放送劇 毎週月曜日から金曜日まで、夕方6時半ごろから15分ほどのホームドラマ

サラリーマン家庭の多い郊外の住宅地を舞台に、各家庭内での出来事や近所付き合いを暖かくユーモラスにつづるホームドラマ。

 

「一丁目一番地(1丁目1番地)」。

作:高垣葵、音楽:宇野誠一郎。

語り手:鎌田弥恵、出演:名古屋章、岸旗江、黒柳徹子、吉野紀代、千野光男、高橋昌也、鈴木光枝、浅野進治郎、長浜藤夫、西口紀代子、松尾佳子など。

「一丁目一番地」主題歌 「一丁目一番地」主題歌」その2

 

もうひとつのドラマは「パパいってらっしゃい」です。『パパ行ってらっしゃい』(パパ・いってらっしゃい)とはラジオ東京(東京放送ラジオ)で1951年から1960年代にかけて放送された朝のラジオドラマの番組で,脚本は高垣葵。パパ行ってらっしゃい - Wikipedia

小沢昭一と中村メイコの2人によるラジオドラマで、小沢がサラリーマン、中村はそのサラリーマンの夫人や子供の役を演じたものである。

私の記憶では物心がついたころに、まだ音の良くないラジオ放送に耳を立て聴いていたのだと思う。

「パパいってらっしゃい」主題歌  「パパいってらっしゃい」主題歌2

 

二つのドラマは私の幼かった記憶に残っているからだ。とくに二つの主題歌は印象的だった。

芸達者の中村メイコが何役もこなし私の脳裏に焼き付いているからだろう。中村メイコは俳優として知られているが、歌手としてなかなかで、あの「田舎のバス」は中村メイコの歌なのだ。

そして、二つのドラマの原作者が高垣葵という偶然を発見したからだ。この高垣葵という人が私を音楽や、ドラマを好きになる最初に影響を与えてひとの一人である。「パパいってらっしゃい」の頃はまだ幼稚園児だったわたし、それでもあの主題歌は印象的に残っている。カラオケにあれば歌いたいと思う歌である。

 

余談であるが、「一丁目一番地」のパパの声が素敵でどんな人か会いたくなって見に行ったことがある。でも、がっかりした記憶がある。名古屋章さんごめんなさい!