私がメンタルクリニックに通い出したのは、初めてできた彼との別れでした。


20代前半の頃。


彼は『LGTB』でした。


出会った時は、『女性』として出会いました。


当時私はストリップ劇場で働いており、そこのラウンジのような場所でお客様を盛り上げる役でした。


化粧っけがなく、ショートカットの女の子。

どちらかと言うととおとなしそうな印象でした。


はじめは私のことが大嫌いだったそうです。

私は好きとか嫌いとかなかったです。


でも住んでるところも近く、少しずつ仲良くなりました。

もちろん私には『友達』以上の感覚はありません。


ある日のいつも通りの帰り道、彼女から告白を受けたのです。


全然気付いてなくもなかった。なんとなく、彼女の気持ちは分かっていました。

私は人生で告白を受けたことって、なかったので、初めての経験でした。

男性とも付き合ったこともなかったです。


だから『告白』は嬉しかった。


私の周りには当時から『LGBT』の友人がいましたし、あまりそこに抵抗はありませんでした。

私自身も『女性』を恋愛対象に見ることもありました。

ただ本当に愛すること、お付き合いすることはなかったです。


考えた末『彼女』を受け入れました。『彼女』は女性だったのがそこから『彼女』自身も男性へ思い切り舵を切り、『彼』となりました。


『彼』は身体と心が一致しなかったのです。


そこから『彼』と私は同棲をし、私は付き合った当初『初めての彼氏』と言うことで舞い上がってました。


『彼』も同じでした。


ですが、私は『彼』を束縛し、依存していきました。


そして私の妹が結婚することになり、それも私は焦りとなり、

堂々とお付き合いすることもできない。

結婚もできないと。『彼』を責めてしまったのです。


最低だと思います。


もちろんそれで長く続く訳もなく、『彼』が私を嫌いになるまで時間はかかりませんでした。


『彼』は家に帰ってこなくなりました。


私は本当におかしくなってましたね。


ますます帰って来なくなるなる『彼』


そして別れがきました。


私はその後失恋のショックで引きこもりとなり、ご飯が食べれず、どん底な生活を送っていました。


その時にどうにか立ち直りたいと思い、通ったのがメンタルクリニック。


そこで『鬱病』の診断。


そこから現在までお世話になっています。


私の問題は『自己肯定感』の低さ。


そしていつもどの立場になっても『何か足りない』と思ってしまう感情。

『私は私、人は人』と思えない。


これは幼少期の記憶、トラウマから。


本当に自分の『苦しみ』の理由を知るって大切。


これを教えてくださったのも、私の大切なお師匠様でしたひらめき電球


その後の『彼』ですが、別れて3年ほど経ち、私も普通の生活を送れるようになり、友達と遊んでいる時に『彼』から連絡が来ました。


『彼』は手術をし、ホルモン治療もはじめたようで声が変わっていました。


『彼』は元気そうでした。それが救いでした。


『また会いたいな』と言われたのですが、そこは丁重にお断りしまし笑


男性脳と女性脳の違いかなー!


『彼』が元気で幸せに過ごしていますように✨