田舎の、昔毎日遊んでもらっていたお姉さんから筍をた~っくさんいただきました。
今年は筍掘りにも行けてない私…
ホントにありがたいです。
丸っころ大釜に入れて薪でごんごん炊いて、エグ味もすっかり消えた筍料理は、まずは定番の木の芽和えからスタートです♪
当然木の芽はベランダ木の芽。
柔らかくて瑞々しくて、香りもバツグンです~
筍の下茹では薪で、というのがわが家の鉄則。
皮付きのままたっぷりの糠と唐辛子を入れて、よくイベントでカレー作りに使われるような大鍋サイズの釜(昔の羽釜ね)で一気に炊き上げます。
この火焚きがまた楽しくてね~~γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
食べて美味しくて調理も楽しくて…
やっぱり春の味覚は最高です。
ベランダに木の芽がなくとも、筍を自分で掘らなくても、木の芽和えは春を告げる季節の味としてぜひ食べて欲しい一品です。
食卓に季節感が薄らいできつつある今だからこそ、こういうものを食べる習慣って大事にしたいなぁ。
木の芽味噌は案外簡単。
材料さえ揃っていればあっという間にできちゃいます。
滑らかに作るコツは調味料を入れる順番と、葉柄を取っておくことかしらね。
1.木の芽→2.砂糖と塩→3.白味噌→4.酢、の順番ですり混ぜれば、滑らかで薄緑色のきれいな木の芽味噌ができ上がります(´∀`)
~筍の木の芽味噌和え~
・茹で筍 100~150g
・茹でタコ 10g
・木の芽(飾り用) 適量
木の芽味噌
・山椒の葉 10枚程度
・砂糖 小さじ2
・塩 小さじ1/2
・白味噌 大さじ1.5
・純米酢 大さじ2/3~1
1.茹で筍は短冊切りに、タコは筍の大きさに合わせて適当なサイズに切っておく。
2.山椒の葉を葉柄から外してすり鉢に入れてすり、8割程度すれれば砂糖と塩を加えてキレイにすり潰す。白味噌を加えて滑らかになるまで混ぜたら純米酢を加え、均一に混ざるまですり混ぜる。
3.2に1を加えて和え、器に盛って山椒の葉を飾る。
酢は純米酢が絶対にいい。
まろやかな酸味はやはり純米酢のものですね。
写真は真ダコではなく手長ダコを使っているので赤味が薄いですが、真ダコをつかうと鮮やかな赤色と木の芽味噌の緑のコントラストが美しい、春らしい小鉢ものになりますよ~
小学生の頃、なぜか木の芽和えが大好きだった私。
大人たちからは「お調子で食べてるんだろう」とか「この子変わってるのね」なんて言われてましたが、3歳から蕗を好んで食べていた実績も持つ私。。。
山菜好きの片鱗がこの頃から現れていたようです。
タコがなければイカでもよいです。
あ、浅蜊とか蛤でもOK.
春が旬の食材と合わせてあげてくださいね。
気がつけばすっかり春たけなわ(そんな言葉があるのかな?)
桜もすっかり葉桜に変わり、春一番もどこへやら。
おだやかで暖かい春風が吹くたびに、着物の数も1枚1枚減ってきています。
いつも通る道の街路樹も、枝の先に小さな芽の赤ちゃんが出てきたか?なんて思ってたら、すっかり様子を一変させていました。
「茶色の中に緑」、といったバランスだった枝の色合いがすっかり「緑の中に茶色」に。
たぶん2~3日ですっかり変わってしまっていたようです。
私たちが眠っている間に、まるでボンッて音を立てて一気に芽吹いたようなそんな感じ。
いつも通る道なのにね。
“見る目”で見なきゃ、見逃してることってたくさんあることを再認識。
銀杏の木は今年も元気です。
私も元気、です!(笑)
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