$やさしい暮らし

先日の実家にて、父の言葉。
「パセリを植えてくれと(母に)言われて植えたのに、ぜんぜん使ってない。このままでは明後日には固くなってしまう…

いやいや、明後日に全部固くなってしまうことはないと思うのですが。。。


父は一切料理をしません。
母と娘任せで、もっぱら野菜を育てる&料理されたものを消費する担当です。
せっかくリクエストに応えて見事に育て上げたパセリの株が(ええ、それはもう見事に育ってます!)、ほとんど使われないまま固くなっていくのが忍びなくて悔しくて、非常に腹立たしいようでした。

こりゃいけない。
ヘソを曲げられたらまた面倒なことに!!!!


母はパセリは付け合わせの彩り、またはスープの浮き実にくらいしか使わないんですね。
それじゃあ元気いっぱいにガンガン成長しているパセリに追いつく訳がありません。
もっとダイナミックにがっつり使ってやらなければ。

ということで、わたくし一株の大きさを1/3にしてしまうほど大量に収穫させていただきました。
その量は、スーパーの「中」サイズの袋にいっぱいになるくらい。

パセリはそのまま枝ごと冷凍して、砕きながら使ったりしますが、わが家の大量消費方法は2つあります。


一つはパセリジュース。
いろんな野菜や果物と一緒にミキサーで粉砕して野菜ジュースにしていただきます。
これを作ると一度にに2~3枝消費してしまうので、あっという間になくなります。

その次によく作るのが、みじん切りにしたパセリをメインに炒めて魚や肉と一緒に“食べる”ソースです。

一人分1/4カップ分のみじん切りパセリ。
これだけ一気にパセリを食べることってあんまりないのではないかしら。

パセリはβカロチンとビタミンCの含有量がとっても多く、食物繊維やミネラルも野菜の中ではトップクラスという健康野菜。
付け合わせに一切れ、なんて寂しいこと言わずにがっつりいただいちゃいましょう♪

本日は舌平目(またか、と言わないように!もらったのです!)に合わせたソースですので、パセリの風味をしっかり活かしたやさしい風味に仕上げてます。

パセリみじん切り、二人分で1/2カップ。
このソースを毎日作ったら、畑のパセリも4~5日で丸坊主になっちゃうわ(^_^;)



~白身魚のムニエルとグリーンソース☆パセリを大量消費~

・舌平目         30cmくらいのもの1尾
・塩こしょう       少々
・小麦粉         適量
・バター         10g
・サラダ油        大さじ1/2
・レモン汁        適量
パセリソース
・パセリみじん切り    1/2カップ
・にんにくのみじん切り  1/2片分
・バター         10g
・白ワイン        大さじ1
・塩           小さじ1/2
・胡椒          少々

1.舌平目はウロコを取って4つに切り、両面に軽く塩こしょうをして小麦粉をまぶして10分くらいおく。
2.フライパンにサラダ油を熱して1の両面をそれぞれ軽く焼く。バターを加えて再度両面をキツネ色になるまで焼いてレモン汁を振りかけ、フライパンから取り出して冷めないように温かい場所に置いておく。
3.2のフライパンににんにくを加えて香りが出るまで炒め、ソース用のバターを加えて中火でパセリを炒める。色が鮮やかに変わってきたら強火にし、白ワインを振り入れてアルコール分を飛ばす。
4.塩こしょうで調味し、2の舌平目に添えて器に盛る。



かなり一気に大量のパセリを摂取できます(`∀´)
そしてとってもおいしいのです~


魚をソテーするときに最初からバターを入れると焦がしてしまいがちですが、最初にサラダ油で、その後バターを加えて再度両面を焼くという2段階方式をとれば失敗なく焼き上げることができます。
バターが焦げるから…と心配しながら弱火で最後まで焼くと、衣は剥がれるし油っぽくなっちゃうし(>_<)
むしろ強めの中火くらいで、揚げ焼きっぽい感じで火を入れていくと、衣はパリリッ中はしっとり、バターの風味満点という絶妙な仕上がりになりますので。。。


パセリを加えてからは強火で短時間で仕上げてくださいな。
長い時間加熱しているとべちゃっとするし、パセリの色が悪くなって風味も飛んでいってしまいますのでお気をつけください。




最近洋食づいているわが家の食卓です…
本来は和食党でございますのに、食材が「洋にアレンジして~」と語りかけ…

ま、食材ありきの料理ですのでヨシとしましょ。





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