⑤【 ACL損傷 『保存?』か『靭帯再建手術?』編 】
前十字靭帯損傷もしくは断裂。
それにプラスに半月板損傷の場合もありますが
『保存』と『再建手術』どちらが良いのでしょうか?
これは個人個人で意見が分かれますので
ねこらぶ40代前半
たった2ヶ月ですが『保存』しながら仕事を続けて
『再建手術』をしての見解です。
結論から言いますと
『再建手術』した方が今後の生活を充実したものに出来る。
という事です。
ねこらぶは理由があって直ぐに手術出来きず、他の経験者もドクターからどちらが良いか説明は受けているのですが、私は今回実感いたしました。
まずは『保存』
簡単に言えば《前十字靭帯》は膝のお皿《膝蓋骨》が
❶前に飛び出さないようにする
❷膝の捻れに対してサポートする
この2つの大きな役割があります。と言うことは
①スポーツの継続はまず不可能になります。
日常生活においても
②レッグエクステンション(膝が曲がっている状態から膝を支点にして伸ばす動作)に関わる日常動作も制限
③正座、階段の降りる動作、山道の下り坂、突発的な立位で腰を捻るような動作、椅子ソファーの立ち座り動作、自転車を漕ぐ、長時間歩くなどなど…
上記の事をしない、ハイキングもスポーツもしない、車やタクシーで移動する。と言う生活を送り続けるなら『保存』でも良いですよ。…となってきます。
少なからず膝蓋骨は大きな支えが1本減り半月板でギリギリサポートされていますので、その半月板が擦り切れてしまえば激痛で、早ければ3、4年で歩けなくなります。そうなると《人工関節》の為の手術が必要になります。とドクターから説明を受けました。
『再建手術』
こちらは、リハビリに最低10ヶ月を要する。これが一番の難所なのだと思います。スポーツをされていない方は3ヶ月もすると日常生活に何ら問題なく生活できます。(※もちろん!スポーツなどは不可です。)特に学生や運動を仕事にされている方はなまじ痛みもなく動けてしまうので、思わず動いた瞬間にまた再発!!という事が殆どのようです。
年齢が若いとか高齢者だからというのは関係なく、筋肉や靭帯の細胞が再生して行く過程で、膝裏は血流がかなり少ないそうです。なので靭帯細胞の修復に必要な酸素や栄養素が太腿の筋肉と違って少ない分、修復スピードが極端に遅いのです。なので、10ヶ月かかってしまうのです。リハビリを頑張り、良くケアをしてドクターの指示に従えば6ヶ月で競技復帰を果たした知り合いもいます。
ねこらぶは早く手術したかったですが、2ヶ月保存を経験して、回復期に痛みが無くなったとたん、動けるので思わず動いてしまうんです。動く事を仕事にしている人の性なんだと思います。途中から酷く痛み始め、それからは怖くなり、分厚い膝サポーターを付け、階段も降りる時は一段ずつ。エレベーターを使う。電車では揺れて膝が捻れるので壁際になるべく立つ。。。正座もあぐらもしない、自転車も乗らない、走らない。。。
もう気を遣いすぎる事が多くてストレスがたまる一方でした。
そして今回手術した後にドクターから、綺麗だった半月板が少しだけ傷ついていました。おそらく保存期間でちょっと頑張ってしまった事が原因でしょう。酷くないのでそのままにしました。半月板を縫合となると3週間は松葉杖期間が伸びてしまうので・・・・・・・・
ショックでした。
仕方がないとは言え、たった2ヶ月であんなに気を遣ったのに、あっさりと傷ついていく半月板。
様々な事情があるとは思いますが、ACL損傷と診断されて回復期3週間を過ぎてドクターからGOサインが出ればぜひ1日でも早く『再建手術』を受ける事をお勧め致します。
ねこらぶは
目指す事をしてー結果を出してー期待をかけられてー逃げてー怪我をしてーまた復活に心燃やして…
と皆さんと同じような経験をしてきたのですが、一流と呼ばれるような選手のトレーニング法やケアの方法が知りたくて色々調べたり直接聞いて見たりと最近は情報収集や自分の身体で人体実験が趣味みたいになってます
これからも実体験を少しでもシェア出来たと思って勝手気ままに書き記して行きます
リハビリの報告もいずれ★
乱文にもかかわらずお付き合い頂き有難うございました(๑>◡<๑)