こんにちは、かよこ工房です。
東京の下町月島で小さな洋裁教室をやっています。
前回、体験レッスンでお越しのS様。
体験レッスン以外にも、ご自分のコートの着丈を直したいと
ご相談うけました。
学生時代は洋裁を学んだS様ですが、長いブランクがあるため、ご自身での
お直しは、どう始末したら良いかわからないとお越し下さいました。
お気に入りのコートなんだけど、長さが長すぎる、もう少し短くないと裾が
足にまとわりついて歩きづらいと。
コートを見せていただいたら、ニットのコートでした。ご自身では裾を切り、
ロックをかけてとお考えだったそうですが、編地ですのできるのは危険と判断し、
ちらっと見えても不自然にならない位置で裾をあげ、まつり縫いで始末しました。
まずコートを着て、詰める長さを検討。この時、裏側の色がお気に入りとの
ことでしたので、裏がちらっと見えるように長さを決めていきました。
次にあげる長さ分を測って待ち針で止めていきます。
そしてあげる位置でまつり縫いで止めていきます。
脇にスリットが入っていましたので、端が浮かないように
ここも手まつりで止めていきました。
まつり縫いが終わりました。S様、手際よくきれいにまつり縫いを終わらせました。
昔学んだ技術は始めると思い出すのも早いです。
身体が覚えているのでしょうね。長さもちょうどよく、歩くと裏の色もちらちらと
見えて、S様、ご満足のご様子でした。
以前より洋裁をまたやりたいと考えていらしたそうで、体験レッスンをとお考えでしたが、
コートのお直しをきっかけに続けてレッスンを受講なさいました。
長時間になりましたが、楽しくてあっという間だったとうれしいお言葉いただきました。
次はお孫さんにリバティの生地でワンピースを縫いたいとのことでした。
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