ラブコメに関するセルフライナーノーツ的手記 | 「カヨコの戯言」...シンガーソングライター・カヨコのBLOG
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皆さんご機嫌如何ですか、カヨコです

リリースパーティ間近、MV公開も間近、
(写真はMV編集作業中の元気なわたし、
立ち会い編集で12時間経過したところです)


ということで、、、
CD発売が遂に明日11日に迫って参りました!(大声)


せっかくなので今回のCDについて
簡単ではありますが
セルフライナーノーツ的なものを書こうかと思います




まず、今回のレコーディングメンバーですが
初の試み、東京のカヨコバンドで録音しました

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めちゃくちゃ楽しくて過酷で、最高に楽しかったです
(これについてはまたイベントが終わり落ち着いた頃に
再度詳しくブログにしたためようと思います)


メンバーは、

Gt.堀崎翔
Ba.イガラシ(from.ヒトリエ)
Dr.komaki
Key.モチヅキヤスノリ

という、
ソリッドかつ信頼のロックバンドでの録音でした



バンドレコーディングエンジニアは
映像クリエイターでもあるStudio forestaの森田さんに、

そしてボーカルレコーディング&ミックスエンジニアは
ヒトリエなどを手掛けるStudio Megane 平井さんにお願いしました

こちらについてもまた、ゆっくり書きたいと思います




それでは、ライナーノーツいきます




①「LOVE IS BAD COMEDY!」


「人生は短い点で見れば悲劇だが、
長い線で見ればただの喜劇(コメディ)である」

喜劇王チャールズ・チャップリンの格言として有名な
この言葉をモチーフにして書いた一曲です


パッと一聴すると恋愛曲なんですが
(もちろんそういった自分の経験を元に書いてます)

「今、悲劇のヒロイン気取って泣いてみても
数年経って思い返してみたらただの笑い話だよな」という
自分が理想とする思想が裏テーマになった楽曲です


今辛いことも
いつか思い返して笑い飛ばせるように

今泥沼で抜け出せない恋愛のことも
大好きで大嫌いな彼のことも
いつか思い出して「大好きだったなぁ」って思えるように


今はちゃんとサヨナラしなきゃいけないなぁとは思いつつ
一筋縄ではいかない、言うこと聞かない自分の心を

まるで悲劇ね、と悲観しながらも
最後は、まさに喜劇ね!と笑い飛ばせるように書いた一曲


ちなみに

曲中で出てくる「C'est la vie」はフランス語で
意味は「人生って、こんなものさ」「仕方ない」の意で

たまたま仮歌で「セーラヴィ・セーラヴィ」って
適当に鼻歌で歌ってて
後から調べたら意味が奇跡的にバッチリきたので
興奮してそのまま採用しました

(こういう小さな奇跡が創作の大きな喜びだったりします)


メロディに関しては
毎度のことながら「ひと息で歌って一気に完成」です

言いたいこと伝えたいことがあるときの
メロディは真っ直ぐ出てきます、寄り道はありません

歌詞もメロディも編曲も
一貫して制作時とてもとても楽しい楽曲でした


堀崎師匠の泣けるチョーキングが随所に散りばめられておりますので
右のイヤホンからしっかりと受け取っていただきたいです



②「平成漂流記」

寝ても覚めてもスマートフォン、SNS、、、
世界には人やモノや文字が溢れすぎて
ほんとに好きだったものすら分からなくなって

“まるで生きながら漂流しているみたいだ”

そんな毎日の中で産まれた一曲


色んな人が好き勝手
ゴミのような言葉をネット上に垂れ流し

これが正しいやら、あれが間違いやら、
何が正解だか分からなくなってるうちに
自分の視界がボヤけてきたことにすら気付かない…

そんな情けない自分や、
自分の生きる世界に向けて書いた歌です

歌詞のイメージモチーフは
「ひょっこりひょうたん島」


メロディや編曲についてですが

この曲を書いた頃、
テレキャスのパリッとしたカッティングにハマっていて

トモ藤田さんの「Just Funky」を
めちゃくちゃ練習していたため

そしてその類のカッティングフレーズを
軽やかに弾きながら歌える
John Mayerスタイルを目指していたため

歌いながらテレキャス弾くと割と気持ちいい一曲です


最後の18秒間、突如そこまでの均衡をブチ壊す
イガラシのド派手なベースソロが登場しますので
そちらもかなりの聴き所となっております



③「Catch」

自分の中でずっと切り札にしてきた、
「カーテンコール」を越えるロックバラードを書きたい

その一心で産み落とした一曲

これを書いた時期に、人生の転機、
そして大きな辛い別れがあり

「別れの中だからこそ生まれる希望があると信じたい」
そういう気持ちを込めて書いた楽曲です


人を傷付け、そして傷付けられながら
時に逃げたり向き合ったり右往左往しながらも
何とか残してきた全ての自分の足跡を肯定したい、

これまでの喜怒哀楽すべてが存在したから
今のわたしが歌っているんだ、、そういう曲です


そして

わたしの楽曲を聴いて何らかの刺激を受けてくださった
ファンの皆さんからもらった言葉を聞いたわたしが
感謝の気持ちと共に、また皆さんに新しい楽曲を届ける…

その受け渡し(Catch)の繰り返しで生まれる喜びを
素直に歌にしてみようと書いた歌詞でもあります


メロディや編曲についてですが、

これまたひと息でスルッと30分で完成系楽曲でした
割と歌詞と同時に作った気がしますが

ひと息で完成系楽曲は
書いている時の記憶がほんとうに無いです

思い出したいけど全然思い出せない…

その楽曲制作時のノウハウを思い出して
似たような熱量の曲がまた書けるのなら
どれだけ楽なんだろう…と何度思ったことか

でも、だからこそ
大切に大切に歌い続けられるのかもしれません


この楽曲はまじで全ての楽器が聴き所です
歌もほとんど一発録り、ツーテイクほどで終わりました

komakiの重厚なドラムが歌っていて心地良いです

そして、カヨコのアコースティックライヴで
長年ピアノデュオの相方を勤めてくれている
信頼のモチヅキくんのピアノが最高です

特にラスサビ終わりのピアノフレーズが美しくて泣けます





…といった感じで

まだまだお伝えしたいことは山々なのですが
これ以上ブログが長くなると、短篇小説かよ、、、
みたいな重量感になりそうなのでこの程度にして

明日のリハの準備をして そろそろ眠ろうかと思います



真夜中にお付き合いありがとうございました、

とにかく心から自信作のCDが完成したので
是非手に取ってみてください、損させません


それでは
12/11 南堀江knaveでお会いしましょう!

ご予約メールは

詳細はHPから確認してね

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各々のお財布と相談した上で
健康的にご購入いただければ幸いです

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んでは、またね、おやすみなさい!