こんにちは、伊野佳代子です。
12月もラストスパート。
昨日もショッピングアテンドで、お客様との充実したショッピングを楽しみました。
今まで選んだこと着たことのないアイテムを身に纏うご自分に大興奮され、もうね、笑顔が溢れていました!
こんな言い方は失礼かもしれないけど、まるで無邪気な子供のようにキラキラ、ウキウキ!
その様子を見てる瞬間が私はたまらなく好き。泣きそうになる。
一緒にテンション上がりまくりです。
その中で、今日はサイズについて少しお話を。
みんな自覚してる自分のサイズってあると思います。
でも、必ずしもそのサイズが全てではなく、
ブランドによってぴったり合うサイズが違うこともあって。
その他にも私がご提案するサイズは
アイテムやデザインやどう着こなすか?によっても変わることがあるということ。
”ゆったり着ることがしっくりくる”
”ジャストで着ることがしっくりくる”
もっと具体的に言うと
元々ゆったりしたシルエットの設計だけど、この人にはこう着こなしてほしいからワンサイズ下げてみるとか。
この生地だからこそワンサイズ上げてこんなシルエットで着てほしいとか。
そういう匙加減も加えつつ、サイズ選びはしています。
どんな着こなしがその人をより魅力的に見せるのかという点は、やっぱり人それぞれ違うから。
もっともっとわかりやすく、その一例としてリアルタイムで手に入るアイテムでのサイズ感について触れてみます。
この冬のショッピングアテンドで、ベーシックなプチプラニットも欲しい!という方も複数いらっしゃって、ユニクロのニットをご提案。
けっこう持ってる方多いのでは?
繊細な風合いのハイゲージニット。
ルーズになりすぎないすっきりシルエット。
このベーシックなニットも具体的な選び方で多少サイズ選びが変わります。
少しでも購入の際の参考になれば♡
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Aさんの例―
【158cm、細身、上半身薄め、骨格ナチュラル、仕事用、ジャケットのインナー用。普段サイズSかM】
セオリー通りでは、ナチュラル体型の方はゆるっとオーバーサイズが得意だけど、ここでは仕事のジャケット用インナーとして使うので程よくすっきりシルエットを求めます。
S・M両方着用してみて、身幅はSですっきりしてよいけど袖丈が短く、Mでもすっきりシルエット。
結果Mを選択。
Bさんの例―
【156cm、豊かなバストで上半身厚め、骨格ストレート。オンオフ両用。一枚でも着用希望。普段サイズMかL】
バストが目立つことがお悩み。でも薄手のニットを一枚でも着たい。リブニット着るとバストが強調されて一枚では着られずにいた。
Lを試着したところ、まぁまぁな感じだったけれど、バスト周り・首の詰まり・腕の付け根が吊っているように感じたので、XLを試着。
これがビンゴで首の詰まりが自然に、バスト周りも程よいゆとり、特にバスト下の自然な落ち感が生まれたことでよりバストの存在が薄まる印象。
XLサイズなら一枚着としてもオッケー。
心配だった袖丈も問題なく着用。
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そんなふうに、
「誰がどんな場面でどう着こなすか?」
によってサイズ選びは変わります。
自分でサイズを選ぶ時には、
着用感ももちろん、プラスαで「どんな場面でどんな着こなしをしたいのか?」というイメージを持って前後のサイズを試着して観察してみるとよいと思います
コーデ
透け感あるロングシャツにカシミヤニット、
ZARAのとろみ素材のテーパードパンツで抜け感を。お気に入りブルーのブーツでスパイス投入。
白のダウンジャケットは包み込むようなボリューミーなシルエットだから、インナーやパンツの素材で軽さを。小物で辛さをそれぞれ加えてみました。
アクセサリーはシルバーでクールに♡
やりたいことが多すぎる毎日。
追いつかないけど「やりたい」と思えることが、やっぱりいいよね。と思う。
明日もまた新品の一日。
やれることをやって過ごそう。