こんにちは、伊野佳代子です。
9月は季節の立ち上がりもあって
忙しくも充実の1ヶ月を
過ごすことができました。
そんな私の仕事内容は様々で
30代～50代の女性たちの
ファッションスタイリングをメインにしつつ
個人事業家さんの
ウェブサイトやお仕事のサポートなども
一緒に伴走させていただいています。
（色々やってるんです
）
そんなふうに忙しくても
娯楽の時間はしっかり設ける！
私が意識して大切にしてる部分。
仕事以外にも
2人の娘たちの母でもあるわけだから
どうしたって時間は有限で
意識しないと「やるべきこと」で
ひと月があっという間に過ぎてしまう…。
そんな私の娯楽の中でも
映画鑑賞と音楽ライブは
仕事につながるポイントがとても多い。
いや、「つなげて観てる自分」が
いるのかもしれない。
映画もライブも
シンプルに楽しんでいるけれど
いつの間にか
ファッションと重ねて考えるクセがある。
もちろん内容を楽しんでる大前提で
違う視点でも観てるから
感動が2倍でお得なのです
映画はわかりやすく
登場人物のファッションや時代背景にも
意識は向かっていき、そこも楽しんでいます。
ライブを取り上げると
夏に行った幕張メッセでのSumme Sonic
様々なバンドやミュージシャンが参加するため
お客さんも本当に多種多様。
もうね、
みんな思い思いのファッションで。
自分のファッションを楽しんでる！
が、伝わる自由な世界。
あちこちで個性が交差している風景に
懐かしさとワクワクが溢れました。
そんな風景を目の当たりにしながら
私もお客さまたちに
さらにファッションを楽しんでもらえるような
そんな仕事していこう！
と、改めて思うわけです。
はたまた先日娘に誘われて行った
adieu（上白石萌歌さん）のライブ。
私自身とは真逆の（笑）
天使の歌声と可愛さに
深く癒されながら
彼女をとりまくバンド演奏に
とても意識が向きました…
ボーカルってメインで一番輝くし
当然目に飛び込んでくるものだけど
そのボーカルを支えるバンド演奏は
各々プロの技で全体を彩っている。
中でもひときわ私の目を奪ったのが
効果的な音を奏でる色々な楽器を
次々に操りながら演奏するメンバー。
何て言ったらいいのか
もはや専門用語がわからない
チャリンチャリンチャリン〜
サラサラサラ〜
シャッシャッシャッ
ボンボンボン
みたいなやつです（笑）
あの効果的な楽器の音があるからこそ
ボーカルの透き通る歌声と楽曲の雰囲気が
引き立ち、統一感が出てるんだと思って。
ボーカル、ピアノ、ギター、ベース、ドラム
効果的な音色を奏でるいくつもの楽器。
その一体感と全体像が超絶素敵！！
私は学生時代は体育会系で
結構チームワークとかも好きだったから
なおさらなのかもしれない
そしてですね、
バンドはファッションみたいだな、
と私には映ったんです。
その効果的な音は
私にはアクセサリー、バッグ、靴、エトセトラ。
絶対に外せない存在。
脇役になりがちだけど
実は完成度を左右する
最後の砦。
さらにアクセサリーや小物は、
使いやすさや体質がゆえの問題など
超現実的な要素が大きく関わる部分だから
（肌・足・行動に合う合わない、実用性とライフスタイルの塩梅など）
大切な「その人」が映し出される部分でもある。
オシャレだから！だけでは
現実的に取り入れにくい部分でもある。
いかに主となる自分に
心地よく調和することができるか。
そこもとても大切。
「メインのボーカルと曲を軸に
バンドそれぞれの演奏が心地よく調和して
全体像を創りだす」
「服を着る人自身の特徴や雰囲気を軸に
服や小物やヘアメイクが心地よく調和して
その人の全体像を創りだす」
そんなふうにつながりや広がりを
色々な視点で感じながら
私はライブを楽しむ。
そんな私は、映画も音楽も
ジャンル問わず観たり聴いたりするタイプ。
ジャンルの点で絞って選ぶよりも
もっと大きな枠として楽しんじゃいます。
境界線はなく
割と幅広く受け入れらるタイプみたい。
境界線がない分、
知らなかった世界や
新たな好きが生まれることもあるから
感情やイメージがより入りやすくて
そういう楽しみ方が好きなんです。
ファッションも同じ。
テイストに縛られず色々好き。
似合わなくてもラブリーな可愛いものも好きだし、
着物だって興味深々！
自分で「枠」を設けなくても
全然いいと思ってます。
ちょうど先日、
お人柄も生き方も大好きな女性、
「『キリトル』世界観プロデュース」の
カメラマンながいしほこさんと
お話していた時にも
イメージが苦手な人は
どうしたらイメージ力が上がるか？
という話をしている中で、彼女は
「とにかくインプットすること！」
とおっしゃっていて。
ふむふむ、たしかに！
本を読んで色々な表現や言語を知るから
自分の引き出しである
語彙力も増えていくわけですよね。
インプットって
知識や技術や勉強だけじゃなく
好きなことに多く触れるとか
共感できる人と話すとか
楽しそうな場所に行ってみるとか
未知の体験をしてみるとか
そういうこともすべてインプットだな
と思います。
現に私はそういった行動によって
本当に生き方や思考が変わったから。
それってきっと
小さなことでもいいんですよね。
自分のやりたい、できる範囲で。
現実的にも
難しい内容のインプットよりも
日常的に楽しんで自分の中に入ってきやすい。
だから私には娯楽は大切。
たくさんのインプットがあり
自分の中での気づきがあり
イメージの幅も広がっています。
ファッション感覚を
もう少し底上げしたいな、
イメージ力を
もう少し引き出したいな、
そんな場合には
好きなテイストの雑誌を読んでみたり
道行くオシャレな人のファッションを
意識して見てみたり
美に関するモノゴトに触れてみたり
自分の感覚に「いい刺激」になることを
たくさん取り入れてみることをおすすめしたい♡
私の今年の秋冬は
編み上げブーツが熱い！
トレンドだけに左右されずに
自分のライフスタイルや
「心が動いたその気持ち」を
すくいとってみよう。
そうすると、例えば
「編み上げブーツ」に
自然と意識が向くから
雑誌や店頭、道行く人、
色々な場面で目に飛び込んでくる。
その意識して見たひとつひとつが
自分の引き出しに入ってる。
引き出しの中身が多い分
選択肢も増えるし
イメージも広がる。
ショッピング同行で
お客さまのファッションアイテムを
選ばせてもらった後には
どうしても毎日細かく
着こなし方や合わせ方を
お伝えすることができない。
（好きだから本当はやりたい）
できる範囲でやるしかないので
私が大切に思っている
イメージや思考の部分を
こうしてお伝えしています。
ファッションをツールに
イメージや思考が広がり
毎日の暮らしや人生までも
楽しく過ごせるように。
シンプルに、
楽しく過ごせるように。
それではまた♡
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