涙をこらえる | 宮田佳代子オフィシャルブログ「ママレード・カフェ」Powered by Ameba

涙をこらえる

昨日はboyの学校の



学習発表会でした。



社会の学習で取り組んできた『水』についての発表と、



合唱を披露してくれました。


歌はね、



弱いの、私。



先日の音楽の授業参観の時、



『世界が一つになるまで』


の合唱を不意打ちに聞かされ



不覚にも泣いてしまった…。



素晴らしいの。



boyの学校は参観が多いことなどから



どの親も、クラスの子供達全員の顔はもちろん、キャラまで知っている。



やんちゃな子、



甘えん坊な子、



いたずらな子、



勉強のできる子、



いろ~んな子がいるけど、み~んな可愛い。



その子たちが、みな真剣に、精一杯に歌う姿は



心うつものがある。



まっすぐな目をして歌う。


口をいっぱいに開けて歌う。


天使のような声でうたう。


小さいくせに、それぞれいろんな悩みを抱え、日々闘ってる。



それでも歌う。



純粋ゆえに傷つくこともあるだろう。



うまくいかないことに戸惑いを感じることもあるだろう。



迷いながら、だけど一生懸命生きている。



そんな子ども達が、



今はまっすぐにたた゛歌っている。



もう、その事実だけで充分人を感動させる力を持っているのだ。



学習発表会では、



『世界が一つになるまで』の他に、



『やさしさの玉手箱』


『スマイル・アゲイン』をうたってくれた。



130人近い子ども達の顔を、敬意をこめて一人ずつ見ながら歌を聞く。



この子の隣が…boy。



そう思った瞬間、



目が動かせない。



今、こんな気持ちでboyを見たら、



私、泣いてしまう…。



『スマイル・アゲイン音符


スマイル・アゲイン音符


うつむかないで音符


今のままの君が好きだから音符



歌のクライマックス、怒涛のこごとく言葉が続く。



だめだ、我慢できない。



これまで9年間、子どもに関して涙を流すことの大方は、



何かが出来るようになった感動や



純粋さに心打たれた時だった。



でも最近、少しかわってきた。



小さかった我が子が、



社会で生きていくために学ぶ様々な苦悩に揺れる、その姿にふれるたび、涙がでるのだ。



みんなガンバレ!



boyガンバレ!



4年生ガンバレ!



歌の最後、拍手に添えて、


心の中で人生の後輩達に大きなエールを送った。


クローバーKayokoクローバー