ペットが欲しい!の猛攻撃~その④ | 宮田佳代子オフィシャルブログ「ママレード・カフェ」Powered by Ameba

ペットが欲しい!の猛攻撃~その④


うさぎの寿命は、
 
 
種類にもよるのだけど、
 
 
だいたい5年から6年と言われている。
 
 
猫と一緒で
 
 
毛づくろいで口に入った毛が胃や腸につまり
 
 
早くに命を落とすこともある。
 
 
 
メルモは、何度も毛を詰まらせ瀕死の状態になりながらも
 
 
ずっと私のそばにいてくれた。
 
 
朝、目が覚めて、
 
 
最初にメルモの姿を見るまでは、
 
 
メルモが死んでしまってやしないか、
 
 
毎朝、ケージを覗くのはドキドキだった。
 
 
私は気が小さいのだ。
 
 
 
ペットは家族だもんね。
 
 
片時もその存在を忘れない…
 
 
いつも、どんな時も、
 
 
飼い主はやっぱり『母』でなくてはならないのだ。
 
 
 
私のお腹に新しい命が芽生えたとき、
 
 
メルモはもういわゆる『いい歳』だった。
 
 
それでも私は、
 
 
『お腹の赤ちゃんに会うまではそばにいてね』と、メルモにいつも話しかけていた。
 
 
私の大事なメルモに
 
 
新しい家族を会わせたかったから。
 
 
 
やがてboyがうまれ、
 
 
メルモは実家の母に預けることとなった。
 
 
メルモは幸せだ。
 
 
実家の母は私と同じようにメルモをとても愛してくれたから。
 
 
実家でも、やっぱり毛を詰まらせたメルモは、
 
 
何度か病院に入院しては、また元気になって戻ってきた。
 
 
『boyがあなたを認識出来るようになるまでそばにいてね』
 
 
またまた私は祈るような気持ちでいた。
 
 
boyが1歳2ヶ月を迎えたある日のこと…
 
 
メルモがぐったりしていると母から連絡が入った。
 
 
あわてて実家に車を飛ばし、行きつけの動物病院にメルモを運んだ。
 
 
いつも、懸命に治療をしてくださる馴染みの先生が言った。
 
 
『内蔵の機能が、もう衰えてしまってます。このまま静かに送ってやりましょう…』
 
 
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