ふるさとを考える・・ママ | 宮田佳代子オフィシャルブログ「ママレード・カフェ」Powered by Ameba

ふるさとを考える・・ママ

NHKの朝の連ドラ、

見てますか?


今回は「ゲゲゲの女房」


★8歳1カ月の日記  4月22日


水木しげるさんの奥様がお書きになった本がドラマ化された「ゲゲゲの女房」。


今日は朝っぱらから泣かされた。


おとなしくていつも目立たない主人公の布美枝。

お見合いで出会ったしげるとは、なんと出会ってから5日で結婚が決まった。


今日は布美枝がしげるとともに汽車で東京に発つシーンだった。


どんな新婚生活が始まるのか、不安でいっぱいなまま、しげると東京行きの汽車に乗り込む。


見慣れた山や川の合間をすり抜け

汽車がゆく。


もう二度と戻れないかもしれないと思う布美枝の脳裏に、ふるさとの情景が浮かぶ。


見送りに来なかった父の顔、

なくなったおばあさんの顔、

いつも自分を案じていた母の顔、


小さかったときの家族の食卓

笑ったこと

泣いたこと

しかられたこと


さまざまなシーンがうかぶが、

まるで

無情にもそれらを置き去りにするがのように

汽車がゆく。


ふるさととの別れ



いや~。

泣けちゃったよ。

もう恥ずかしいほど泣けちゃったよ。


昔だったら「布美枝」に自分を映していたけど

今は違うんだよね。


つまり、boy(息子の仮称)と「布美枝」を重ねてしまう。


当たり前のように過ごしてきたふるさとでの日々、

ふるさとから去る時、人は何を思い出すのだろう。


boyはどうかな。

どんなシーンを、

どんな顔を思い出すのかな。


日々、忙しくてあわただしさに追われているけど

その一つ一つのシーンがすべて

boyの中に「ふるさと」として蓄積されているのだ。


それを思ったら

日々の生活の中で

無駄なシーンなんて一つもない。


私はどんなふるさとをboyに残してやれるのだろう。


もっと大切に生きよう。

もっと感謝して生きよう。

すべてのシーンが、boyにとっての

ふるさとの蓄積であることを自覚しよう。


当たり前を大切にしよう。


アクシデントも大切にしよう。


二度と戻らない一瞬の積み重ね。


子供はやがて巣立って行ってしまうのだ。


そんなことを、たった数分のテレビのシーンで

深く感じたものだから


涙はとまらないし

今日は一日頭が痛かった。


   END


なおみさん、コメントありがとう!

頑張って更新していきますので

また是非遊びにきてね。