今日もご訪問くださいましてありがとうございます。
菜園では…ちらほらと……ですが
夏野菜の収穫が始まりだしました。
茄子、キュウリ、トマト、オクラ、
大葉の紫蘇等など……
まだまだ、収穫量は僅かなのですが
少しずつ
食卓に登場させています。(*^^*)
今日は
初成りのお野菜を盛り込んだ
松花堂弁当で晩ごはん!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/18/kayoko-koumenyan93/f6/08/j/o1080067515453114075.jpg?caw=800)
この松花堂弁当箱は
今から20年余り前に
大舘の曲げワッパの職人さんに
作ってもらったものです。
秋田県の伝統工芸品の
曲げワッパを作られる職人さんが
広島の老舗デパートの‘’福屋百貨店‘’においでになり
実演販売をされるということを伝え聞き
その場に出かけて
曲げワッパではないのですが……
杉のお弁当箱も作ってくださるということで
杉の白木の松花堂弁当箱をオーダーして
作ってもらいました。
~*~
黒の塗りの松花堂弁当箱は
よく見かけるのですが
当時から
杉の生地で作られた松花堂弁当箱は珍しく
……と言うか……
当時…
販売されているのを見たことがなく
白木のお色目が大好きでしたので
杉のワッパの職人さんに直にお願いして
作って頂きました。
何時も使っている白木の杉の板膳も
オーダー品ではないのですが
こちらで作られたお品です。
~*~
杉の表面は
吸水しないように
ウレタン塗装を施してくださっていて
汚れになるものをはじいてくれますので
年数が経ってもきれいなままで……
今でも嬉しく使えています。
とても気に入っているお弁当箱です!
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松花堂弁当箱は……
農家の種子入れにしていたものが原型で
江戸時代の真言宗の僧侶であった
松花堂昭乗が
それにヒントを得て
漆塗りの美しい四つ仕切り箱のお道具入れとして
茶会などで使っていたのですが
老舗料亭の‘’吉兆‘’の柚木貞一氏が
茶会に行ったとき
煙草入れとして使われていた
その、四つ仕切りのある箱に出会い
ヒントを得て
お弁当箱として
使われるようになったものなのだそうです。
使い方の決まりは
あるようで、ないようで……
私は
比較的、自由に使っています。
松花堂弁当箱は
言わば‘’和のワンプレート‘’かと
思っています。(*^^*)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240618/18/kayoko-koumenyan93/0a/4a/j/o1080067515453114079.jpg?caw=800)
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菜園で、初成りの
ミニトマト、イエローアイコ、中玉トマトを
1個ずつ収穫しました!
貴重な1粒粒ずつの
初収穫のトマト🍅……
大切にカットして
小さな器に盛りました。
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菜園のキュウリはまだまだ小さいのですが
たくさんの実を着けていて
太るのを待っています。
そんな中で
花丸キュウリと呼ばれる
花付きの小さいキュウリを採って
サラダに加えました。
花丸キュウリは
大きくなったキュウリとは
一味違っていて……
実のきめが細かくて
柔らかいのにしゃきしゃきと歯触りもよく
キュウリが小さいときだけに味わえる
贅沢な、この瞬間だけの逸品です!(*^^*)
もろみや、紫蘇味噌で頂いています。
~~🥒~~
菜園のトマトや花丸キュウリを盛った
サラダを添えた
白身のお魚のフライ
タルタルソース添え
白身のお魚のフライと
生野菜のサラダは
とてもよく合います。
タルタルソースの上には
お色目と、お味と香りのために
紫玉ねぎのスライスをトッピング
追い玉ねぎです!(*^^*)
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だし巻き卵
茄子の田楽 紫蘇味噌添え
紫蘇も中長茄子も
菜園のお野菜で初成りです。
中長茄子は
油で揚げて田楽に……
菜園のシソは
こぼれ種子で成長したものです。
紫蘇味噌
細く刻んで油で炒めたものに
味噌と砂糖と少量のだしの素を加えて
作ります。
田楽や生野菜に添えたりおむすびの芯にしたり……
とても重宝ですので
常備菜として作り置きしています。
~~🥕~~
ミニオクラ、人参、生椎茸の煮物
豚肉とシラタキの甘辛煮
ミニオクラは
オクラがまだまだ小さいうちに
収穫したもので
実のきめが細かくて
柔らかいのに歯触りがよく
とても美味しいオクラです!
取り立てをさっとゆでて
氷水で急冷し
出しに浸して
頂きます。
~*~
豚肉とシラタキの甘辛煮の上には
針生姜をトッピング!
トッピングは天盛りとも呼ばれています。
食する前に
誰も触っていません!という
印のようなものだと聞いています。
~~🍙~~
物相型で抜いたごはん
もみじの形のごはん……
秋の紅葉のイメージでもあるのですが
今の季節の青楓をイメージしています。
ごはんの抜き型は……
今から10年くらい前に
京都の有次から
お取り寄せしたお品物です。
その当時から……
すでに物相型を作られる職人さんが
おられなくなっており……
従って
後継者もおられず……
有次の在庫品の中から
お取り寄せさせて頂きました。
今となっては
大変希少で貴重なお品です。
在庫限りで無くなるということでしたので
この時を機に
我が家では
桜、菊の木彫りの物相型を
順次取り揃えました。
~*~
ホタテ貝のお刺身
松花堂弁当箱には
スペースが残っていなかったため……
お刺身は
別の器に盛って添えました。
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少しずつ実りだした菜園のお野菜の
‘’初成り‘’を
松花堂弁当箱に盛り込みましたが……
目先が変わり
主人も
とても喜んで頂いておりました。
松花堂弁当箱は
少量のおかずを盛り込むのには
もってこいの器で……
初成りの、少量のお野菜を
大切に扱うのにも
大変に相応しい器だったかと思います。
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今日も本当にありがとうございました。