ここ数年、紅玉が旬の季節になると、
タルトタタンを焼きます。

フランスのお菓子のなかで一番好きかも。

今年も焼き上がりました!

 

 

タルトタタンは、日本でおなじみのアップルパイとは違い、
リンゴを重ねて焼いているため、ジューシーな食感。

焼きリンゴ風な仕上がりです。

このタルトには、
酸味があって果汁たっぷりの紅玉が適しています。

初秋の比較的短い期間にだけ出回るリンゴです。

私が参考にしているレシピは、
ロブションさんの家庭料理ブック。

 

 

こちらのレシピでは、
オーブンで長時間焼くことになっているのですが、
その通りやっても失敗ばかり。

たとえば、こちらは最初のころに作ったタルトタタン。

 

 

リンゴがキャラメル色に焼けないのです。

フランスと日本ではオーブンの火力が違うからなのかもしれません。

そこで、レシピより長い時間、

2時間ぐらいかけて弱火でじっくり焼いてみました。

それが下の写真。

 

だいぶうまくいったのですが、とにかく時間がかかる。

 

(2013-11-02 08:34:16)



(2014-12-14 14:38:22)

 

 

試行錯誤の末、作り方を変えてみました。

オーブンでも使える小型なべに、リンゴを重ねて入れて火にかけ、
蓋をして30分ぐらい弱火で煮込みます。

それから、パイシートをリンゴの上にのせて、
150°に予約したオーブンで30分焼きます。

その第一弾がこちら。

 


(2016-10-08 08:12:29)

 

 

その後も、小鍋で煮てから焼く、

というのが、私のタルトタタンの作り方です。

意外と簡単にできますよ。

 



ロブションさんのレシピの材料を参考にして、

リンゴ5~6個、レモン1個、バター40g、ブラウンシュガー30g、バニラ少々。

それから、冷凍パイシート。これはオリジナル。

すごくおおざっぱですが、作り方。
 

  1. リンゴは4等分に切って皮と芯をとりのぞき、レモン汁をかけておきます。
  2. 室温でやわらかくなったバター30gに砂糖15gを加えてよく混ぜ、それを鍋にぬります。
  3. リンゴをなべの底にバラの花のように並べ、砂糖5gをふりかけます。
  4. その上にリンゴを並べ、砂糖5gをふりかけ、さらにもう一段リンゴを並べます。
  5. 残りのバターと砂糖をふりかけ、鍋を火にかけます。
  6. 30分したら、オーブンに入れて30分焼きます。


お菓子が上手にできると、それだけで幸せな気持ちになりますね~。