「時間を有意義に使えない自分

 

 

 

 初めて情報交換会に参加しました


会場の写真撮るの

手話のマッチングアプリや手話対応可能なお店一覧サイトを運営している会社が主催のこのイベント。



少人数のグループで討論を行うということで、ろう者と会話する機会を増やす必要がある、今の私にピッタリじゃんとのことで参加しました



少人数って5人?多くて10人くらいでしょ?って思って会場に行ったら、人多っ煽り!!



おそらく定員(50人)をオーバーしてたと思う。



このイベントでは、いくつかテーマがあって、それぞれ希望のグループに分かれて、討論し、最後に発表するプログラム。



私が参加したテーマは、「働きやすい職場」



私がこのテーマを希望した目的は、4月から始まる合理的配慮に関心があり、「仕事の質」を話したかったから。



でも、結局「職場のコミュニーケーション」が主題になっちゃったよね



一緒のグループだったろう者は現在求職中で、前職を辞めた理由は、上司が数年ごとに変わるから。(私なんて、数年ごとに異動してるわ予防)


もちろん、毎回上司が変わるたびに、自分の障がいについて説明するのはめんどくさいと思うし、ちゃんとコミュニーケーション取れるか不安ですよね。


だからどうしろ?って話ですよね。



聴者の意見は、職場の人に手話を教えてあげる、チャイムだとろう者が気付かないからパトライトを付けるよう依頼するといった、ホスピタリティ溢れるものばかり。


いやいや、仕事ですよ?職場の人たちはボランティアではないんだよ。



「耳が聞こえない」から◯◯できません。



で終わらせるのではなく、



「耳が聞こえない」から◯◯してほしい。



さらに言えば、



「耳が聞こえない」けど◯◯ならできます。


と代用を提案するところまでやるべきだと思うんです。


これはろう者や仕事に関係なく、私はウジウジしている人が嫌いです。

いわゆる、でもでもだってな人。


私も一応、某聴覚支援学校の事故裁判の話を絡めて、聴覚障害者と健常者の賃金の差を話したけど、みんなふ~ん真顔って感じだった


むしろ、結構本音で話したから、つまみ出されないかビクビクしてたけど(笑)



今回は、トップバッターの方の話が、職場のコミュニーケーションだったので、これが主題で進んじゃったけど、次回以降も参加したいと思った。



「ディナーテーブル症候群」や「特権的ディスコース」など知らなかった言葉があって勉強になりました。



スタッフの方は、意識高い系の方ばかり(本当に意識高いだと思うけど)で少し気が引けたなぁ…



今回、情報交換会に参加して思ったのは、ベテラン通訳者でも分からない時があるってこと。


でも、その時に「ちょっと待って!今のそれ(手話)なにあんぐり?」とちゃんと確認するんですね。



まぁ、我々もつい早口になることってありますよね。ごめん!今の聞き取れなかった!!ってこと。



単語の知識は十分あるので、ゆっくりだと理解出来ます。



私に今必要なのは、ろう者の会話スピードについていくことですね。

そのためには、ろう者とマンツーマンで話す機会を増やすこと。



いつもベテラン通訳者さんに「今の何て言ってたんですかあんぐり」ってつい甘えてしまってなぁ、反省。



これからは、自分から「ちょっと待って!もう一回お願いします!!」と言うようにする。


聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥


参加して、「 あー楽しかった」とその場にいただけで満足する自分から卒業します!!