こちらの続き~。
(重い内容です。長いです。)
自分責め、なんで?
と考えた時、すぐ出てきたのは、
小4だったか小5だったかの時に、
自殺してしまったおばちゃんだった。
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おばちゃんは、
結婚してなくて、子どもはいなかった。
もの静かな人で、
子どもと一緒に遊ぶというよりは、
微笑みながら子どもを見守るタイプ。
年に1回か2回会うくらいの人で、
その年、お正月に一緒にご飯を食べに行った。
そして、
ご飯を食べ終わったわたしは、
暇で暇で仕方なくて、
「もう帰ろうよ~~。つまんない」と、
親に訴え続けていた。
親は、
「おばちゃんは、
あんたら(三兄弟)を見たいんやから、
そんなこと言わへんの。」と答えていた。
なんやかんや時間が過ぎ、
帰りに見送ってくれたおばちゃんの顔は、
なんというか、寂しそうだった。
子ども心に、
「あ、なんか、つまんないとか、
悪いこと言っちゃったかな。」と
思ったのを覚えてる。
そして、その年の、春?初夏?
おばちゃんの近所の人から、
最近おばちゃん見ないけど大丈夫?
との連絡があり、
両親とわたしで様子を見に行くことになった。
(姉と兄は部活)
おばちゃんの家に着くと、
雨戸は全部閉まっているし、
誰もいなさそうな雰囲気。
とりあえず玄関を開けて、
お前はそこで待ってろと言われ、待機。
父が雨戸を開けて、日が入ると、
台所や居間は綺麗に片付いている。
そして。
……「お父さんっ!!!」と、
母が父を呼ぶ声。
母は、寝室を見に行っていた。
「おばちゃんがっ…… 首吊ってるっ…」
父に「車に戻ってなさい」と言われ、
そうすることにした。
それからあとのことは、あまり覚えてない。
おばちゃんは、亡くなってしまった。
わたしが、ひどいこと言ったからだ。
おばちゃん、普段1人で過ごしてて、
みんなでワイワイ食べるの楽しみにしてたかもしれないのに、
わたしが、「つまんない」って、言ったから。
おばちゃんを、傷つけてしまったんだ。
誰にも、何も相談せず、亡くなってしまった。
もし、わたしがあの時、
もっと、楽しめていたら、
違ったかもしれない。
いま、目の前で、
こんなに父母が泣くことも
なかったかもしれない。
そんな風に、わたしは、
自分を責めまくった。
自分の態度・振舞い・言葉、
全てにおばちゃん自死の原因があると、
思ってしまった。
そして、
「自分の思ったことを口に出す前に、
相手の気持ちを考えよう」と、
強く思うようになった。
そうすることでしか、
「親戚の自死」という出来事を、
受け止められなかった。
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いまなら、わかる。
おばちゃんは、
沢山のことを悩んでいたかもしれないこと。
色んなことを、
受け止めきれなくなったのかもしれない。
そこに、
わたしの態度や言葉は、
あまり関係なかったんだろうということに。
もう、やめよう。
今だから、気づけた。
おばちゃんの自死を、
もう、背負わなくていいんだよ。