DEVELO DIP APARTMENT
おもしろかった～
オフ・ブロードウエイを意識した作り・・・って事で
場所も大阪は弁天町、安治川のすぐそば・・という
かなり、ディープな所
サスペンスものに出てくる
殺人事件の撮影場所にはうってつけなところ
セメント工場だの、資材置き場だのあって
んでもって高速道路の下
そんな場所に
「世界館」なんて超大きくでたネーミングついてるもんだから
どんな立派な建物かと探して行きついたらば・・
何とも
手作り感満載の、こじんまりした小屋だった
おばちゃんびっくり！
キャパ200だから
舞台と客席の一体感は、そりゃーあってね
よかったわ～
6人のダンサーと3人のミュージシャンが住む
アパートのそれぞれの部屋の状況を綴る舞台
その内の一人
KAORIは「渡辺ステージジャズセンター」のDINYOS出身
後輩や～～
んで、んで
色んな作品の中で
めっちゃ面白いのがあってん
ブレイクダンスのKAKU
もちろんブレイクは日本１の実力
彼が、舞台の上でやり取りする
「オカン」との会話
もう、ウケル、ウケル～～
我が家の会話や～～
KAKUが部屋に戻ってきて
ダンスの練習を始めた・・・
ちょうど、乗ってきたときに1本の電話
出ると・・・オカンからだ
（オカン）「ナオ君か～？。 お母さん。。。お母さん。。。
アンタなんで電話してくれへんの～？。
電話しいや言うたでしょ～昨日」
（KAKU） 「忙しかってんやん」
（オ） 「まだ、回ってんノンか～？ もう回ってばっかりして～。」
（Ｋ） 「仕事や～～！！それが仕事や～！！」
（オ） 「ナオ君もう、回ってばっかりで、それお金になんの？それ？もうかんの？」
（Ｋ） 「知らんがな～、もう、今、練習してんねん！！切るで～」
練習再開
2分後
（オ） 「ナオ君～～～？お母さん。。
心配してんねんやんか～。 ナオ君ご飯食べたんか～？
ほんで、明日何時起きんのん」
（Ｋ） 「食べてるし～明日7時起きや～！！ 7時！7時やからもう切んで！！」
（オ） 「そんな言わんでエエやんか。
もう～お兄ちゃんもどこ行ってるかわからんし、
お父さんは帰ってけえへんし～。
（Ｋ） 「兄貴とオトンの事まで知らんがな～。切んで～」
練習再開
又2分後
（オ） 「ナオ君～？お母さん。。アンタ～まだ起きてんのんかいな～
もう、回ってばっかりして～」
（Ｋ） 「オカンが電話かけてくるから、遅なるんやんか～！！」
（オ） 「そんな事言うてんと、早よ寝なさい～。
明日、7時に起こしたるわ。又電話するわな～」
（Ｋ） 「エエって～！ もう～ 一人で起きるて～！」
（オ） 「ほな、又電話するわな～～～」
チ～ン～～～
オカンの声はテープに入ってて
KAKUは陣内智則ばりに、絶妙なノリで笑わせてくれる
大阪のダンサーやわ～～ええわぁ～～～
で
そのオカンの声の方、私の席の横に座ってはった！！
男の人！！
私、異常にウケてたから、内心めっちゃ嬉しかったと思うわ～
私がダンスに夢中やったとき、
オカンに言われた・・・
「アンタ、まだ足あげてんのかいな～。いい加減落ち着きなさい～」
・・・って
で、
私がオカンになった今、息子に言う
「チャンと食べてんのんか？ ダンスでやっていけんのか～？」
時代は変われど、オカンの心境は変わらず・・・