こんにちは。
京都市西京区にある
大人のための心体一致ピアノレッスン
ピアノインストラクターのkayoです。
随分気温が高くなってきましたね。
春の陽気は何処へやら。。。
梅雨に入ろうというのに夏のような暑さになってます。
暑いのは本当に苦手(泣)
さて今日はピアノ初心者・再開組の皆様向けに
「指の独立練習」についてお話しします。
(簡単な指の独立練習の動画もUPしました♪)
大人になってピアノを始めたばかりの方はもちろん、
ブランクを経て再開された方も
ピアノを触って悩むことがあると思うのですが
その中でも1番の悩みがこれ↓
「指が動かない」笑
初心者の方は楽譜を見て音を鳴らすので精一杯
再開組は子供の頃の指さばきとのギャップに愕然
なんてこともあるかもしれませんね^^
そして先生に渡された
もしくは
昔の指の練習本を引っ張り出して
必死に指の練習をしたりなんかして。
実はこれ昔の私です^^;
そして手首を痛めるという悲しい結果に。。。。
指が動かない時にガムシャラに練習するのはNG。
ポイントは2つ↓
この2つを守りながら練習することがとても大切です。
これは指の練習だけじゃなく曲の練習でも言えることですね。
【手の正しいボディマップを理解する】
自分の指はどこからどこまででしょうか?
↓
↓
↓
↓
↓
多くの人はこの部分を指だと思ってると思います。
演奏時に指を動かす場合は
骨のボディマップを正しく思い描くと
動かし易くなります
骨から動かすイメージを持つ
手の骨はこんな風になっています。
引用:ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
骨だけで見ると指の骨ってめちゃくちゃ長くないですか?
そして指の始まりは「CMC関節」と言われる関節になります。
引用:ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
人差し指で指先から
指の始まり(CMC関節)をなぞってみましょう
第一関節〜第二関節〜第三関節から
手首に向かって骨をなぞると
グッと凹むところがありませんか?
この凹んだ部分がCMC関節になります。
ここが人先指の始まりになります。
自分で自分の指を改めてなぞってみると
普段の自分が思ってる「指の範囲」って狭く感じませんか?
この狭いボディマップで
指を動かしていると指の可動域を
ご自身で狭くすることになります。
逆に正しい指の始まりを知って、
正しい指のボディマップを頭に植えつけて
動かすようにしていくと可動域は広がっていきます。
これは正しいボディマップを知ったからといって
すぐに可動域が広がる訳ではなく、
日々、動かす毎に
少しづつ少しづつ可動域が広がっていきます。
アレクサンダーテクニークの原理に基づくと
体は自分の思ったように
自分が認識しているボディマップの通りに動きます。
なので
自分の理想通りの動きをするためには
自分の体の「正しいボディマップを理解する」必要があります
すぐに全身のボディマップを書き換えることは不可能なので
少しずつ知っていってもらえたら嬉しいです^^
(もちろん私もまだまだ勉強中^^;)
【ゆっくり練習する】
ゆっくり練習するのが良いというのは
これはよく聞きますよね
メリットは3点です
・ゆっくり練習することで、
脱力しながら指を動かすことができる
・気持ちも焦らない
・正しいボディマップを思い描いてゆっくり動かすと
指の骨、筋肉がその動き方を覚えやすくなる
動画で紹介しているエクササイズでいうと
鍵盤に指を置いて、
鍵盤を下ろしていく指を動かす瞬間
指の始まりであるCMC関節から動かすことをイメージします。
(この赤い部分ですね↓)
このイメージを頭に描きながら
ゆっくり練習することで
指の可動域が徐々に広がっていくので
是非このイメージを思い描きながら
やってみてください。
また実践してみた感想なども
教えていただけたらとても嬉しいです^^
ではでは今日はこの辺で♪
〜〜京都市西京区にある大人の為のピアノ教室 Kayo piano labo〜〜
頭(理論)と身体(感覚)を繋ぐ【心体一致】のピアノレッスン
演奏時の体の不調に悩んでる方には、アレクサンダーテクニーク(※)を取入れたレッスンも行っています。
※身体がどのように動き感じるのか「気づき」を高めることで負担なく楽で自然に動きを目指す心身技法
オンラインレッスンも開講中!お気軽にお問い合わせください。
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(40〜70代の女性メンバーが多いです^^)