保育士の職業訓練校に、子供に自然科学や算数の早期教育をする方法を学ぶ「教育分野 自然科学と数学」という科目があります。
この科目でも、まずは子供と同じように遊んでみて、そこでの発見を話し合います。
先週の授業では、「同じものを大量に与えれば、子供は自ら数学を発見する」というテーゼの実験。
この本に基づいて行なっています。
テーブルごとに立法形の2センチ四方の積み木、1セントコイン、紙コップ、使い捨てフォーク、洗濯バサミなどを大量(500個とか)にどしゃーっとだし、しばしそれで遊びます。
(写真撮り忘れたので他のサイトからお借りしました)
初めは好きなように遊び、次に「5の概念を作ってみて」とか、「次の人が続けられるようなパターンを作って」とかの指示が先生から出ます。
無心になって遊んじゃいましたよ・・・。
それだけに集中してると、自然にパターンを作りたくなってきます。
今日の授業は、幼児教育の父、「キンダーガーテン」というコンセプトを作ったフレーベルの積み木であそびました。
これが、遊んでいるうちに面積や体積の関係がわかるように作られていて素晴らしい。
学校でもこんなの使って面積の問題習いたかったー。
フレーベルの恩物という名前で、明治時代にはもう日本に紹介されていたらしいです。
こちらのサイトがとても詳しかったので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
モンテッソーリやシュタイナー教育は日本でもかなり知られていますし、それを名乗る知育玩具もたくさん売られていますし、親用のコースまでありますが、この積み木の元祖とも言えるフレーベルの恩物は全く知りませんでした。
知育玩具大好きなので、つい家にも欲しくなりますが、、長女の時にモーメルバーンとか買って、全く見向きもされなかったしな。。いやしかし、次女は使ってくれるか?!それで算数好きになる?!