ドイツの子供は、自由時間が日本の子に比べて多い。今は変わってきてはいるけど、基本学校はお昼まで。
夫が子供だった時代は、学校は8時から12時まで、お昼には家に帰ってご飯を食べ、午後は自由時間。それも小学校だけではなくて、高校まで基本そう。
で、この間夫が13才の時に撮ったビデオを見てて、遊び方がとてもクリエイティブなのにすごく驚いた。
ビデオを使って、ニュース番組ごっこをしたり、すごく細かい鉄道模型を組み立てて、旅行番組を作ったり、自分たちで劇をしたり。
わたしが13の時は、漫画読んでテレビゲームして、絵を描いて、友達と帰りにマックによっておしゃべりして、、なんて思い出。クリエイティブとはとっても言い難い。
これって、子供が自由に使える時間が多くて、完成したものとして与えられる娯楽物が少ないことに関係するのかな。
わたしが子供の時はもちろん午後まで授業があり、習い事も塾もあるし、本当に自由な時間ってそんななかった気がする。
いまAちゃんがちょうど習い事を始める時期になって、色々やらせて見せてるけど、あんまり詰めて色々やらせると、与えられたものを受け取るだけの受け身な消費者になっちゃって、あんまり自分からなにかを始めようとするモティベーションが湧いてこないのかもしれない。
テレビやゲームをあんまりみせないほうがいいのもその理由なのかな。用意されたものを遊ぶっていう受け身の娯楽に慣れさせちゃうと、自分で工夫をして遊びを作り出すってとこまで行かないのかも。