東京の街に出てきました。
二朗松田です。

もう先週のことなんですが、
折角の東京だし、備忘録としてもその色々を綴っておきます。


過去三回開催された関西演劇祭。
ここで好い成績を収めたアクトさんを集めて行われたのが
関西演劇祭inTokyo。

関西とTokyoという矛盾する二単語が同居するこのタイトル、
そもそも東京を拠点とするくによし組さんもからまわりえっちゃんも居て、
いよいよ混沌とするんですが、とにかく。

昨年MVOを頂いたメガネニカナウもお招き頂いて、
数少ない稽古回数ながら、
ギックリ腰に悩まされながら、
優れた演者さんたちとスタッフさんのおかげで
何とか公演を終えました。

「ほぼ永遠の稽古場」のネタ解説に関しては、
初演時のブログがありますので、
こちらを参照頂ければ。

https://ameblo.jp/kayodie/entry-12713200631.html


脚本はほぼ変えてないです。
一点だけ、初演時「サイズ感、ピエール瀧やで」
って台詞を
「サイズ感、ワンピースやで」
に変更したくらい。
前回、ピエール瀧179cmでさいとうくんほどデカくないと判明したので。

それにしてもさいとうくんのクダリ、

よくウケてたな。

やっぱり伝わりやすいんだろうな。



今回何が変わったって、とにかく小さくなった舞台サイズ。
会場の新宿シアタートップス、
SSホールの半分くらいの間口で、
初演時間横に3台並べてたスリープカプセル(a.k.a.平台)が置けず、
どう置いてどう動けば成立するか、
稽古時間の大部分をそのパズルに割かれてました。
みんなでうんうん考えて作ったミザンスですが、
見にくかった方がいらっしゃったらごめんなさいね。

でも、シアタートップスさん、良いコヤでした。
間口は狭いけど、客席は縦長で、
演劇密度は初演より濃くなる感じで。
サイズは旧1stに近いかな。

お客さんとしても見やすい。
関係者としては動線分からなすぎて混乱するけど。


会期が前半後半でばっくり分かれてたので、
オパンポンさん、コケコッコーさん、くによし組さん、観れず。
オパンポンさんの「最後の晩餐」は過去別の場所で観たけど、
一瀬さんバージョン、観たかった。

ばぶれるりぐるさん、Mayさん、劇想からまわりえっちゃんさんは拝見。
全部オモロかった。

ばぶれるさんの竹田モモコ、

ティーチインでプロット書かないって言ってて愕然。
あの脚本を何の目算もなしで書けるって脳味噌どうなってんだ。

Mayさんの演目だけお初。
いや、マジで違う年に出てて良かった。
俺の持ってるものではどうやっても勝てる気がしない。
今後Mayさんは対バンNGとします。

えっちゃん、楽屋が舞台の真下にあったので、
彼らの上演中、モニターは音切ってんのに、
凄えドッタンバッタン聞こえてきて笑いました。


観劇できたウチ含む4団体プラス過去に観たオパンポンさん、
何か共通するものを無理やり見るならば、
どうしようもない状況を笑いにする、
みたいなことかなぁとぼんやり。

身近な問題にしろ世界情勢にしろ、
自分ではどうすることもできないことは多々あって、
それらを描く際に笑いを通す添えるってのは、
もしかしたら関西っぽい視線なのかも。
で、そのイベントの主催が吉本ってのがね。


そういや本番前、吉本本社で稽古させてもらいました。
あの学校跡地の水ダウとかでよく見るトコ。
チラホラ芸人さんやタレントさんも見かけて完全おのぼりさん。
それとは全く関係なく、帰りの新幹線で金属バットの友保さんが
恐らくタバコ吸いに何度となく行ったり来たりしてはりました。

あと、新宿なので、
あれ見ました。巨大猫。
座組みみんなで見上げました。

 

 




「ほぼ稽古」Tシャツご予約、今日(20日)0時までらしいです。
是非お買い求めください。



https://meganemegane.base.shop

一曲いきましょう。
BORO「大阪で生まれた女」のフルバージョンです。