Amazonプライムビデオで、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観ました。
わたしはモロファーストガンダム世代で、『ガンダム』は『逆襲のシャア』までしか観ていません。
だから最初は話の内容が分からず、戸惑いました。
でも観ているうちに、戦争の悲惨さとか、戦わずにはおれない人類の愚かさを描きながら、実はこれは壮大な愛の物語だとわかりました。
「必要だから愛するのではありません。愛するから必要なのです」
ヒロインのこの言葉がすべてですよね。
そして、争いのない理想郷など力ずくで創れるものではない。
そこに歪んだエゴがある限り、甚大な殺戮は免れられない。
ファーストガンダムの時代から、それは一貫としたテーマとして流れているような気がします。
『ミーティア』が流れるシーンは、もう鳥肌ものでした。
主人公・キラと、ヒロイン・ラクスの愛が、すべてを打ち砕いた。
人は運命(さだめ)に従って生きるのではなく、自由意志で生きるもの。
想いのままに人を愛するもの。
奸策を弄しても、人の心は動かせない。
そんな愛の形に感動しました。
戦闘シーンの苦手な方にはお勧めできませんが、観る価値はあると思いました。
余談ですが、FaOIで刑事くんが西川貴教さんとコラボした『BEYOND THE TIME』は、『逆襲のシャア』のテーマ曲です。
当時はTM NETWORKが歌っていました。
だから、刑事くんのコラボの時、懐かしさに鳥肌が立っていました。
あの作品も名作なので、機会があれば観てみて下さい。