私は短大を卒業後、

就職氷河期のあおりを受けて(言い訳ですが)

就職をせずにアルバイトを転々としていました。

 

8時半から5時まで役所でバイトをして

夜は中華料理屋や宅配ピザ等の飲食店で

働いていました。

 

3年ぐらいそのような生活を続けていて

やっぱりアルバイトを2つ掛け持ちするのは

効率が悪いように感じ就職活動を始めました。

 

半年位かけて病院での事務職に就職しましたが

正職員ではなく臨時職員という立場で

働いていました。

 

業務内容は、患者さまから

生命保険会社や役所に提出する診断書を受付け、医師に作成依頼し作成後

患者さまへお渡しするという内容です。

 

当時は電子カルテではなく紙カルテであったため

病棟や外来からカルテを抽出し診断書を添えて

医師に依頼していました。

 

医師が診断書を作成した後は回収し

診断書の控えをとって患者さまへ郵送したり

電話連絡をして受け取りに来て頂いてました。

 

もちろん保険会社や役所からの問い合わせや

患者さまからの作成遅延に対する

クレームにも対応していました。

 

患者さまからは診断書作成に関して

無理難題を言われることもあり

 

医師と患者さまとの間で

板挟みになる事は多々ありました。

 

やめたくなる事はたくさんありましたが

10年続けて来られたのも

 

周りの方々がフォローして下さった

おかげだと思います。

 

その後、平成20年に医師の事務負担軽減目的で

医師事務作業補助者という

新しいポジションが作られ

そちらに異動になりました。

 

当時配属されたのは私を含め3人で

新設された職種であり

 

一応国が定めた研修を受け

やり方も何もわからないまま

手探りで診断書作成の練習をしていました。

 

入院中の経過をまとめたものを読んでも

言葉がわからなかったので

 

言葉を調べて意味や治療の過程を

理解するところから始めました。

 

時間はかかりましたが

診断書を作成して医師に承認がもらえた時は

とてもうれしかったです。

 

その後人数が少しずつ増えていき

平成25年に病院に電子カルテが導入され

 

外来診療の業務を新たに

始めることになりました。

 

またまた

やったことのない業務であったため

 

最初は雑用などやれることをやって

だんだんとスキルを身に付けていきました。

 

代行入力や検査オーダー

薬のDO処方ができるようになり

 

医師や看護師、優秀なメンバーに囲まれて

学びのある毎日を過ごすことができました。

 

その後できることが増えていくと

私たちがやっていることが

周りにも認められるようになって

 

平成26年に正職員になることができました。

この時も周りの方々に支えられた

おかげだと思っています。

 

その後正職員になると移動の対象になり

令和2年に経理課に異動になりました。

 

今まで経理はやったことがないので

最初の頃は毎日があっという間に過ぎていき

自分の時間を削って

期限内に作業を終わらせていました。

 

今は2年目ですが

いまだに毎日をなんとかこなしている状態です。σ(^_^;)

 

 

 

今までは会社に勤めて仕事をする時代だったですが

これからは個性や個人の強みを生かした

 

仕事をしていく時代だと思います。

 

私も自分の強みを生かした

仕事をしていけたらいいなと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。