ニコ


私の勤めてる会社の外注さんの、作業場に、
あやつは、現れた。

痩せこけて、汚ったない猫…

少し前に、愛猫を亡くした、そこの従業員さんが、
見かねて、身体を拭き、ご飯をあげた。

野良?
野良でも、も少し小綺麗だろ…
この人懐こさは、捨てられたのか?

時々、そこに行ってはいたが、私は、あやつには会えなかった。

そこにきて、その会社が4連休をとった。

何となく…
何となく…

あやつが気になって、
コンビニで、カリカリを買って、
こっそり外注さんに、忍び込みw
( 身内は内緒の入り口知っているのだ…)

ご飯だけ、そっと置いていこうと思った
そもそものそもそも、これが間違いw

作業場に行くと、私とは初対面なはずのあやつが、
にゃぁぁぁぁ!
と、えらい勢いで鳴きながら走って来た。

ご飯は、外注さんの社長のお母様が、こっそりあげてくれていた。

単純に、淋しくて走って来たんだな…
変な野良猫…
噂通り、汚いアセアセ

だけど、

あの!私!
一生懸命生きますので、
連れて帰って貰えませんか?

って、私の心に、伝わってきてしもたのよ。

いゃいゃ…
我が家には生き物にクールな旦那さんがいる。
義母も、猫は、大嫌い
他所で悪いことするから…らしい。

家では、毛が毛がと…

簡単では無いのだなこれ…



ちぃとも話が進まないw
照れ