インスタでよく見かけるお店。

フレンチとお鮨が組み合わさったコースがいただけるそうで、気になっていたので予約してみました。

 

私の大好きな、難波のビックカメラのすぐ近くです。

 

飲食店が何店舗か入っている「味わいばしビル」のエレベーターで6Fへ。

降りるとすぐにお店の入口です。

左右に暖簾がかかっていて、どっちかな~。

と迷っていると、店員さんが出てきて案内してくれました。

 

左の白い暖簾の方をくぐると、お寿司カウンターのある空間でした。

 

 

 

カウンター席は、だいぶ感覚があいていて十分なソーシャルディスタンスです。

 

ミシュランフレンチ×鮨コース 13,000円(税抜)

コースはいくつか選べましたが、お店人気NO1のコースメニューにしました。

 

・Sublimeスペシャリテ 発酵マッシュルームスープ
・帆立と蕪のアンサンブル
・口直し
・本まぐろ中とろ
・寿司 4貫
・小鍋
・寿司 4貫
・雲丹小丼
・巻物
・締の汁物
・デザート

 

・飛露喜 特別純米生詰(福島) 1800円

1杯目のドリンクで迷っていると、

「最初はフレンチからスタートです。」

と、教えてくださいました。

 

でもやっぱり最初から日本酒にしました。

今日は、東北の日本酒でせめます~。

 

福島県の飛露喜 特別純米生詰は、甘みがあってさわやかな風味。

フレンチから始まるコースの最初に選んで正解でした。

 

・Sublimeスペシャリテ 発酵マッシュルームスープ
発酵マッシュルームと、バターソテーしたマッシュルームと、生のマッシュルームの3種類のマッシュルームがたっぷり入ったスープで、まるでポルチーニ茸かなと思うくらいきのこのいい香りがただよいます。

 

きのこではめずらしい生のマッシュルームできのこの歯ごたえを感じながら、発酵とバターソテーのマッシュルームがいい香りとコクを出し、まろやかさがあるスープです。

まん中に温泉たまごが隠れていて味の変化も楽しめました。

 

 

・帆立と蕪のアンサンブル
ソースが数種類、生のホタテと蕪に合わせて、柑橘のフルーツが数種類。

 

 

香草やドライキンカンも手伝って、とても爽やかなアンサンブルで、日本ならではの和を活かしたフレンチです。

 

・口直し
レモンシャーベットでお口直しをはさみ、お寿司へ。

 

・墨廼江 本辛 特別本醸造(宮城) 900円

お値段リーズナブルな日本酒ですが、辛口淡麗でしっかりと旨口。

お寿司に合いそうな日本酒です。

 

・本まぐろ中とろ
お寿司1貫目は中とろ。

今流行りの黒酢を使用したしゃりは、少しもちっとした感じで、黒酢の甘みが先に舌に触れ、あとからマグロの旨みが広がりました。

 

・寿司 4貫
・お寿司2貫目は、鯛。

身が分厚めで、表面を松笠焼きに炙って香ばしい風味と炙っていないところはもっちり食感です。

 

・やりいか梅塩

梅塩のピンク色がかわいく、白い身に映えます。

しっかり梅の香りがします。

 

・本鮪の漬け

とろ~んと食感がたまりません。

しっかり味がついていて、わさびもたっぷりめに。

 

・さより

紫蘇のお酢とお醤油味であっさり。

 

・小鍋
このタイミングで小鍋が登場。

もはやフレンチでもお寿司でもない日本料理になるのかな。

確かに食べログさんの分類で、 「イノベーティブ・フュージョン」と記載されていました。

 

料理の国籍やジャンルにこだわらない 「革新的」 な融合。

という意味かな。

 

なるほどです。

 

昆布がきいたおだしに、

 

お肉は神戸牛の肩ロース。

 

 

お鍋がグツグツしてきたら、先にお野菜を入れて、後はお好きなタイミングでお肉を少ししゃぶしゃぶしていただきます。

 

 

 

 

神戸牛を贅沢に3枚、ほどよい脂身とさすがの旨みで柔らかです。

 

・上喜元 純米吟醸(山形) 1200円

ほのかな辛口で爽やかさもあり、お寿司に合います。

 

・寿司 4貫
お寿司後半戦に入りました。

・ボタン海老

とろ~んとした食感にぷりっと鮮度がはじけます。

海老みそ旨い~。

 

・ボタン海老の殻

エビの身とみそもついて、殻は香ばしくパリパリと食べれました。

 

・ひらめ

チリポン酢の風味と、ひらめ自体の甘みと合わさってチョコレートのような甘い香りがしました。

不思議な感じで、とても甘みのあるヒラメです。

 

・生ホタテ トリュフ塩

ホタテは厚みがあって食べ応えがあり。

トリュフの香りもすごくて、ホタテとの相性抜群でした。

 

・鰻

なんと鰻の上にバターがトッピングされていました。

さすが「フレンチとコラボ」と思っていたら、この辺の難波、心斎橋近辺で流行っている食べ方なんだそうです。

 

鰻のタレとバターの組み合わせが少しチーズのような風味のような気もします。

特に若い方に人気があるらしく、これから全国に広まっていくとおもしろいですね。

 

・雲丹小丼
濃厚で柔らかくとろけるうにで、レモンの酸味がきいて爽やかさもあります。

 

 

・巻物
巻物はトロたく。

玉子はプリンのような甘みのあるぷるぷるタイプ。

 

 

・締の汁物
ジュンサイとワカメなどの赤だしです。

 

・デザート

 

しっとりしたカステラはパウンドケーキ。

こしあんが添えられていて、和風な感じでいただきました。

 

ふわふわのムースは抹茶風味。

最後のデザートも、和と洋が融合していました。

 

個室も何部屋かあり、カウンター席と合わせると25席ほどあるそうです。

 

イノベーティブ・フュージョンとは聞いていましたが、お店のカウンターがお寿司屋さんの雰囲気なので、フレンチから始まるコースは少し不思議な感じで、しかも日本酒とも合わせることができて、なんだか楽しいお食事でした。

 

次回は、ワインと合わせてみたいという楽しみができました(^^)

 

 

難波 鮨 Sublime

 

 

大阪市中央区難波3-4-13 味わいばしビル 6F-C

 

難波 鮨 Sublime寿司 / 大阪難波駅難波駅(南海)日本橋駅
夜総合点★★★★ 4.0