大樹寺の樹々も
すこーしずつですが
紅葉が•••
朝晩が少し肌寒いですね
大樹寺の向かい側に小学校があります
このお教室に通う生徒さん達が
通っている学校です
（勿論、この小学校以外からも
沢山の生徒さんにお通い頂いておりますが）
運動場で大きな声を出して
体を動かしていたり
夏はプールで泳ぎを楽しんでいたり
教室から笑い声や歌が聞こえてきたり
昼間学校で沢山勉強をして
クタクタになって帰ってきてから教室に
来てくれているんだなぁと思うと
子供達が愛おしくなってきます
そんな子供達が大人になった時
ピアノやエレクトーンが
自分の力で弾ける様になっていて
音楽が心の支えになってくれたら最高なのですが
これは私1人が頑張った所で
達成出来る事ではありません
疲れている子供達
イライラしている子供達
やる気をなくしている子供達
悲しみを抱えている子供達
不安を抱えている子供達
今、目の前にいる
そんな子供達を週に1度
たった30分のレッスン時間で
私1人の力でどうする事も出来ない現状が
あります
私自身がが練習して曲を完成させる方が
何十倍も何百倍も何千倍も楽！！
私は
『演奏🟰自分と向き合う時間』
なのだなと感じながら
日々練習を重ねています
目の前に出来ない事がある
それをどうするのか？
手をつけなければ一生
その曲を完成させる事は出来ないのです
少しずつでも手をつけていけば
自分の成長を必ず感じられる
楽器は、そう言う事を子供達に学ばせる為に
とても良い習い事だなと思っています
年末に、演奏撮影会があります
来月から撮影に入ります
早くから演奏曲を自分で決めて
積極的に取り組んでいる子がいる一方で
こうやって練習したら弾ける様になるよ！
と毎週必死に指導しても
一向に完成が見えてこない子もいます
こんな子には、いくら私が必死に
指導しても無意味なんです
本人にやる気がないのですから
聞く耳持たず！
『撮影会に出るのか、出ないのか
もう一度はっきり決めなさい！！』
と強い口調で叱咤激励をします
ここで、どんな返事がこようとも
私が話す事はたった1つ
『演奏🟰自分と向き合う時間』だと言う話
自分がやりたいと思うのなら
行動（練習）しなければ完成しないと言う事
疲れているのなら、遅くまで起きていないで
早く眠る事が必要な事
そこから逃げるのならそれでも構わないと言う事
大人の顔色なんて気にせず正直に
『やりたくない！』と言えばいい！
それには勇気がいる事でしょうが
そこから学びを得る事も出来ます
結果がどちらに転がっても
学びはありますからね
一番いけないのは
自分の気持ちに嘘をつく事
自分の心と向き合わない事
いつになく、私が強い口調で叱咤激励を
したものだから
その子の目から涙が溢れ出して
ピアノの上に大粒の涙がポタポタと
落ちました
こう言う時は
沢山涙を流させた方が良いのです
涙は『心の浄化』だから、、、
その子は
泣いたまま、教室を出ていきました
その後、ママにご連絡しようか迷いましたが
その子が、ママから何か言われでもしたら
自分の心と向き合う時間がなくなるかも
しれないので、それはやめる事にしました
子供達に叱咤激励をする事は辛い事
私だって胸が痛みます
そして、それは、賭け！でもあります
ひょっとしたら、そのまま
辞めてしまう事も考えられますから、、、
でも
私が教えてきた子だから
辞める事は100%ないと思っています
そんな事で縁は切れませんから
感情的にならない事（冷静に）
いつもより低めの声で話す事
その子に何を伝えたら良いのか
頭の中で考えながら言葉を選ぶ事
叱咤激励をする時、この様に
私が気をつけている事は
いくつもあるのです
そして
もっと大切なのは
次週のレッスン！！
どうして、あの時、涙が出てきたのか？
どんな事を心で感じ
何を考えていたのか？
振り返りながら
自分の心と触れ合う時間を
持って貰えたらなと思っています
この子のお陰で、私自身が
何を目的として、この教室で子供達に
ピアノやエレクトーンを教えているのか
明確になった気がしています
目の前に起こる出来事には
全てに意味があるのですね
ありがたいです
さぁ、今日のエレクトーン演奏は
あのSF映画
ターミネーターのテーマ曲です
動画編集も頑張ってみました（笑）
頑張る所がちゃうやろーっと
突っ込みが入りそうですが
動画編集は、
まだエレクトーンサウンドを耳にした事の
ない方へ、エレクトーンの音色の素晴らしさを
伝える為の1つの手段なのでは？と
感じているからです
お時間ありましたら
どうぞ、ご視聴くださいね
