こんばんは、つだっちこと津田加代子です。

無垢フローリングについてのイメージをお客様に尋ねると…


《いいイメージ》

*気持ち良さそう
*温かい
*さらさらとした質感
*年数が経っても味がある
*見た目がおしゃれ


《良くないイメージ》

*メンテナンスが大変
*反る、縮む
*シミになる、汚れやすい
*値段が高い


などが挙げられます。


良くないイメージの中で『値段が高い』というものがあります。


私はその言葉を聞く度に少し悲しくなるのです。


なぜなら、木がかわいそうだなぁと思うからです。


例えば、広葉樹と呼ばれるナラやブラックウォールナット、サクラなどゆっくりと育つ樹種の木はは一人前になるまで100年から150年ほどの年月がかかります。


もしも、100年という時間をかけて私たちよりはるかに長く生き、育ってきた1本の木からいったいどのくらいのフローリング材が作れるのかを想像してみていただくときっと無垢フローリングが高いとは思わないでしょう。


そして木を伐採した後も山から木を運び、木の皮を剥いで、製材加工をし、乾燥をかけて製品化し、商品によってはさらに表面加工を施したり塗装をかけてようやく日本へ運ばれて来ます。

目に見えないたくさんの工程と様々な人の関わりがあって無垢フローリングや羽目板が製品となっています。

自然の恵みである貴重な木の命をもらっている製品だからこそしっかりとその価値を伝えることが
私の担いであり大切なことだと考えています。