おはようございます、つだっちこと津田加代子です。

昨日の土曜日は良いお天気の中、古材ストックヤードにたくさんのお客様にご来店いただきました。


新たに飲食店を始められるお客様、ゲストハウスをご計画の設計士様、京都で町家を購入されお住まいになられるお施主様などみなさまご計画はさまざまでした。

私が担当させて頂いた設計士様は、京都市内の明治あたりに建てられたウナギの寝床の京町家をゲストハウスにされるというご計画でした。

お庭に面した部分の数枚の建具を同じもので揃えるのではなく、いろんなデザインの建具を組み合わせたら面白いんじゃないかと設計士さんならではのアイデアを持っておられました。

皆さま宝探しをするような眼差しで楽しそうに商品を選んでくださっていました。


古材は全て1点ものですので同じデザインのものを大量に揃えることは難しいですが、古建具であれば既製品の扉には無い職人さんの手で一枚一枚丁寧に作られた温もりがあります。

それは素材の細部をよく見るとわかります。

何十年も前に手間暇をかけて大切に作られ、1つのお家で役目を終えた素材をもう一度丁寧に磨き、再生し新たな活躍の場につなげていき日本の文化を残していくことができたらと思っています。

先週もたくさんの素晴らしい素材が入荷しましたのでまた明日から準備を進めていきます!