独りの時間

風雅が北に旅立ち３日が経とうとしている。
怒涛のような月曜を経て
火曜日は夕方から久方振りに自分だけの時間を過ごす。




ヒルズ野外ステージで開催されていた
菊地成孔さんオーガナイズのTOKYO MAPSのトリ
カヒミ・カリィさんのライブを一人で堪能。



やはり一人で行って正解でした。
（昔から結構一人で平気でどこでもいっちゃうタイプ）




優しい波に揺られるように
都会の風と夜空に溶ける音に身を委ね
ユラユラと
体が自然に揺れる。
心が独りでに空を飛ぶ。







せわしなく動いてゆく日常の渦中にいると
知らず知らずに
小さなことで自分の思考が縛られているようだ。


しかもそれは
そこから離れてみて初めてはたと気付く。
即ち
離れなければ気付けなかったりするのだ。







こんなに身も心も自由に使える時間は
私には年に１度あるかないか。







独り
夜の東京タワーを眺め
自分を小さくするも大きくするも
深くするも浅くするも
それは本当に自分自身が生せるものであり
思考が自分を大きく支配しているのだな等と
当たり前を改めて認識。









ものの大きさの認識はとても重要で
一見そのものと自分との間にある距離によって
肉眼では大きさが変化して映ったりするが
当たり前のことだが
物体としての面積や体積・容積等には変化はなく
そのものをそのものとして正しく認識するということはとても重要で
それが正しく成されていない時
誤った何かに自分が支配されてしまったり
急にとてつもなく不安になったりする場合があるように思う。







人生もそれと似たようなことではないか？と私は感じていて
例えば目の前に突如現れた難題（壁）は
今目の前にあるから
この目（心）にはとてつもなく大きく見えるのだけど
打破したり乗り越えたりして進み
振り返って見ると「なんだあんなちっぽけなもんだったのか？」と映ったり。。。


いえ別段今何か凄く悩みがあるとかでこんな事書いてるんではないですよ
念のため（笑）





地位武雄さんの如く
人生まだまだこれからだ！！！
などと
東京タワーを眺めながら思ったり。。。（笑）
なんとなくまとまりがちな自分に
「いやいやそうは行きたくないでしょ」と思ったり。。。（笑）








独りの時間は
私の心と思考を旅させる。