移植日から判定日までの過ごし方ですが
なるべく安静にして
過ごす方もいるようですが、
私はなるべくいつも通りに
普通に過ごしました。
息子がいたし、仕事もあったので
安静にと言われても無理でした
ただなるべく身体に負担は
かけたくなかったので
息子には
「ママちょっとお腹痛いからしばらく抱っこ
してあげられないんだ…ごめんね。」
と伝えてありました。
それから
「お腹痛いから叩いたり、蹴ったり
しないようにお願いね👏」
とも伝えていました。
グレードEの胚盤胞だったので
ダメだろう…と思ってはいましたが、
判定日までは後悔のないように
やれる事をやっておこうと思い
行動していました。
その他には息子を授かった時にやっていた事と同じ事をげん担ぎにやっていました。
○移植日前後にパイナップルを食べる（不妊治療している人のブログでジンクスかもしれませんが食べていたら授かったという人を何人か見つけたので真似していました）
○ざくろジュースを飲む
○漢方（婦宝当帰膠）を飲む
○なるべく体をあたためる（腹巻とレッグウォーマ使用）
○冷たい飲み物、食べ物は控える
○妊活ヨガや着床ヨガを軽くやる
効果があったのか無かったのか
分かりませんが
以上の様な事をやっていました。
授かったらラッキー
くらいの
軽い気持ちではじめた2人目不妊治療でしたが、
判定日が近くにつれて
「家族が増えたらどんな生活なんだろう…。」とか
「息子に兄弟を作ってあげたいな…。」
と思う気持ちが強くなっていました。
その時期妊婦さんや赤ちゃんを抱っこしている
ママを見かけるとめちゃくちゃ
羨ましいく思っていました
胚盤胞の判定日は1週間後なので
あっという間に判定の日が来てしまいました。
判定の時は毎回そうなのですが
一応心構えをしておきたくて
前日に検査薬を試していました。
今回もダメだと思っていても
もしかしたら奇跡が起きるかも
と
密かに願いつつ検査薬を試しました。
結果は…
真っ白でした…
ガーーーン
ここで試合終了
私の2人目不妊治療は終わった…と
確信しました。
判定日前に検査薬を試した人の
ブログを検索しましたが、
検査薬で陰性でも
判定日に病院で陽性になった…と
いう人もごく少人数いましたが、
判定日前にはうっすらでも陽性反応が
出ている人がほとんどでした。
息子を妊娠した時も
判定日前にはうっすらだけど
検査薬で陽性反応出ていました。
検査薬も真っ白でしたが
私の頭も真っ白になり
やはり2人目を諦めきれない気持ちが
強い事に気付きました。
そして旦那さんに
検査薬が陰性だった事を報告して、
もう一回だけ採卵からチャレンジさせて
欲しいとお願いしました
今回の移植がダメだったら
2人目は諦めようと
夫婦で決めていたので
旦那さんはかなり驚いた様子でした。
そして
「まだ明日病院の結果を聞かないと分からないから 明日の結果次第でまた話し合おう。」
と言われました。
「かーこの身体は大丈夫なの？」
とも言ってくれて
お金より、生活より、仕事より
真っ先に私の身体を心配してくれたのが
その時の何よりの救いで
嬉しかったです。
そして重ーい気持ちのまま
判定日当日を迎えました。
判定日も旦那さんは仕事だった為
1人で病院に結果を聞きに行く事に…
何でわざわざ東京までダメな結果を
聞きに行かなくちゃいけないんだ…
と最悪な気分でした
出かける前にトイレに入り
昨日試した検査薬が
置き去りになっていたので
片付けようとすると…
あれ
薄ら線が見えてる
何度も何度も見返してしまいました
またもや検索しまくると
陰性でも線が見える蒸発線
というのがあるらしく、
私もおそらくそれだろう…。
と思いました。
期待してやっぱりダメだった…
というのが怖かったので
あれはきっと蒸発線‼︎と
思いながら病院に向かいました。
ダメだろうと諦めてはいましたが、
病院に着いて採血をして
結果を待っている間は
人生を左右する合格発表のようで
吐きそうなくらい緊張しました。
KLCは待合室で待っていると
モニターに◯◯番◯◯階問診室へ
というような案内があります。
KLCに通っている人のブログを読むと
どうやら判定日の噂があるらしく
4階に呼ばれたら陰性
5階に呼ばれたら陽性
らしいです。
どちらの番号が出るのか
ドキドキしながら待っていると
まさかの9階の問診室への案内が…
えっ
これってどっち
陰性以上に最悪な結果もあるのか…
と泣きそうになりながら待っていました。
そしてようやく呼ばれて
問診室へ入ると
先生が検査結果の紙を見せてくれて
まさかの
hcg 41.1
で着床していました
私は信じられない気持ちで泣きそうに
なりましたが
先生は淡々と
この時期出来たらhcgが100は欲しい
年齢もあるしこの数値だと
妊娠継続率は50〜60%くらいだろう…。
と言われました。
確かに…
息子の時は判定日に
hcgが130くらいあったと思います。
先生の塩反応とリアルな数値に
あまり喜べる状況ではないと察しましたが
とにかく第一関門を突破できた事が
嬉しかったです
診察後旦那さんに電話で報告すると
移植事に妊娠出来る確率が16%くらい
と言われたのが50%まで
上がったんだからすごいよ‼︎
と喜んでくれました
それからはエストラーナ（貼り薬）と
膣座薬（ルトラール）でホルモンを
補充しながらの生活となりました。
決まった時間に貼り薬と膣座薬を入れなくては
いけないのですが、
これが地味に辛かったです。
胎嚢を確認でき、胎児の心拍確認ができ、
ホルモン値が安定してきた10週目で
めでたくKLC卒業となりました
検診の日は毎回合格発表の様でした。
待ち時間は緊張して吐きそうでしたが
成長している赤ちゃんを見るたび
嬉しかったです
妊娠、出産は奇跡と言いますが、
2人目の不妊治療は私にとっては
奇跡の連続でした。
1人目を授かるまでに5年かかった私が
まさか1回の移植で
しかもグレードEの胚盤胞で
妊娠、出産出来たとは
今だに奇跡としか言いようがないです。
よくぞポンコツなかーちゃんの子宮に
しがみついてくれたなーと
娘ちゃんには感謝しかないです。
そして子供を1人授かれただけで
充分だと思っていたはずなのに
ダメもとで2人目の不妊治療を始めたら
どうにかして2人目が欲しくなってしまった
自分の貪欲さにもびっくりでした
年齢的な事や生活の事を考えると
3人目はもうあり得ませんが、
もう少し若ければ3人目欲しかったな…。
と思ってしまうくらい
今、子育てが楽しいです
（そんな余裕をぶっこいていられるのも今のうちだと思いますが
）
妊娠中も、出産も、産後も
いろいろなトラブルに見舞われて
何度も何で女性ばっかり…と
思っていましたが
そんな苦労を既に忘れかけていて
今だに妊婦さんを見ると羨ましかったり
若かったら3人目欲しいとか
思ってしまったり…
恐るべし母性ホルモンです
自分が不妊治療をしてみて分かった事は
以外と子供が欲しくても
さまざま理由で授かれない人が多いという事です。
1人目不妊の時には
私の周りには不妊治療してる人が
全くいなかったので
子供が欲しくてもできないのは自分だけだ…
と誰にも会いたくなくなるくらい
悩みました
ザ・不妊様で妬み嫉みだらけで自分の事が
嫌いになりました…。
それでも私は不妊治療をしていた事を
治療中から隠さず
いろんな人に言っていたので
良く相談される様になりました。
子供が欲しくても出来ない人の気持ちは
本当に本当に痛いくらい良く分かるので
1日も早くこの人にも
可愛い天使が舞い降りて来て欲しいと
切に願ってしまいます
でも、決して不妊治療をすすめたりはしません。
不妊治療の大変さを知っているし、
治療したからといって必ず授かれるわけではないからです。
ただ、自分が体験した事を話して
悲しいけど女性にはタイムリミットがあるから
将来やっぱりあーしておけば良かった
こーしておけば良かったと後悔しないように行動して欲しいと伝えています。
自分自身が長い不妊治療生活で
迷った時は後悔しない方を選んで
治療を続けてきたからです。
本当に本当に妊娠、出産は奇跡です
今回も長文になってしまいましたが
ずっと書き残しておきたかった事を
1年越しにやっと書き残せました
お読み頂きありがとうございました
デリケートな問題なので、
私の主観で書いていることもあり
不快に思われる方がいたらごめんなさい
次回からはまた通常の
アラフォー子育てブログに戻ります