今日も良い天気。さすが晴れ男
本日夕方、テンさんを見送ってきました。
朝方まで曇っていたものの、時間が経つにつれ良い天気に。
澄んだ空に見守られての門出。
だいぶ小さくなりましたが、無事連れて帰って来ることが出来ました。
昨夜はいつものように、ベッドの足元にはテンさんがいました。
時には重苦しく足が攣ってしまう事もあったけれど、ないと寂しく落ち着かない愛しい重さでした。
見送る時間まで思い残すことがないようにとずっとそばにいましたが、思い残すことがなくなるなんてことがあるわけもなく、寂しさが募るだけでした。
ハルキチとコトにもとりあえずのお別れをして貰いましたが、2人とも眠っているようなテンさんの顔を遠くから眺めるだけで近寄ることはしません。
明らかに戸惑っている様子ときょろきょろ見回す姿を見ると「テンさんに似た何かがそこにいる。本人どこ?」と言う感じでしょうか。
入院後は2人とも落ち着かず、家中をウロウロ。
ハルキチは10年以上寄り添って生きてきたし、コトはテンに育てられました。
寂しいのは人間だけではないのですが、いなくなる理由がわからないぶん、彼らの方が辛いのかも知れません。
人間の方も、まさかこんなに早く逝ってしまうとは思わず、何をどこからどうやってどう後悔したら良いのかすらわかっていません。
いなくなってしまった実感すらないのです。
とりあえず、今しばらくはみんなで寄り添いながら、少しずつでも喪失感を受け入れて行こうかと思います。
たくさん泣いて、たくさん後悔して、たくさん寂しがって。その先にはきっと天使の輪っかを頭に乗せて、三角の尻尾をひらひらさせたテンさんが待っている。
きっとまたどこかで会える。
また寄り添って歩いていける。
家族だから。
まだまだ先ですけどね。
お世話になった動物病院から、テンさんにお花を頂きました。ありがたいことです。
テンさん、無事天使の仲間入りを果たしました。
現在、皆さんの落ち着き先をしつらえ中です。
ハチワレブラザーズ