ベトナムに滞在時仕事柄ベトナム小売市場について調べていたことがありました。

 

ベトナムの小売市場は主にTTと呼ばれるトラディッショナルトレードとMTと呼ばれるモダントレードがあり、2020年時点ではTTとMTの比率が74%と26%と伝統的な小売店販売がまだ主流であります。


トラディショナルトレードとは主に国内各地域に設置されている伝統的な小売店、日用品や食料品を販売するパパママショップ(零細商店)と呼ばれるお店のことを指し、モダントレードとは現代的なグローバル展開をする大型のスーパーマーケットやショッピングモール、コンビニエンスストアなど近代型商業施設を介した流通形態のことを指します。(日本のイオンモール、コンビニエンスストアのファミリーマートやミニストップなどが例。ホーチミンには数多くの日本のコンビニエンスストアがあります。)

 

ベトナム人の商品購入もこれまでは先述のパパママショップと呼ばれる個人商店が主流でしたが昨今のベトナムでは、経済発展や都市化、所得増加の影響を受け、現代的なスーパーマーケットやショッピングモールが増加し、EC(電子商取引・オンラインショッピング)の市場も拡大し、トラディショナルトレードからモダントレードへのシフトが急速に進んでいる傾向が見られます。

 

 

 

所変わってイタリアは都市国家から成り立つ歴史と、シチリアは特に田舎のコミューネ(自治体、共同体)村社会がまだ根付いている地域が多く、地域密着型のスーパー、長年地元にある個人経営のお店が残るのがベトナムのTTとよく似ています。(カフェやバーもその傾向があります)またそのコミューネ出身以外の新参者が開いたお店よりもそのコミューネ出身の知人の経営するカフェやバー、スーパーへ行く傾向にあります。小さな自治体のローカルが多い地域には地元民しか知らないような美味しいベーカリーやローカルフードが数多くあります。


最近のシチリア島も特に大きな都市では大型のスーパーマーケットの店舗が増えてデジタル化も進んでいますが、(Amazonでオンライン購入サービスはありますが、Uberは一部都市にありシチリア全体ではまだ主流ではなくベトナムにあるようなGrabはありません)ベトナム同様まだまだ地域密着型の小型スーパーマーケットや雑貨や文房具、バーやベーカリーなどの小さな商店も自治体色の色濃く残る街には残っています。


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