ブログ更新が相変わらず遅くなってしまいましたが、

行ってきました第二回 梅笑会。

 

 

一言でいうととにかく感動!

 

番組は3番までではじめのは芝のぶさん、笑野さん、

そしてゲスト出演された尾上右近さんの3人で「四季三葉草」

こういうご祝儀ものをきっちりと踊られるのははじめてと

芝のぶさんがブログに書いていらっしゃいました。

そのためか芝のぶさんも、笑野さんもかなり緊張されていたようでしたが、

本当に丁寧に、丁寧に踊られているのが伝わってきて

実におごそかで気品高く、素晴らしい三葉草でした。

 

これは「三番叟」とは違う漢字なんですね。

勉強不足のため、三番叟と三葉草の違いがわかりません。><

どなたか知っていらっしゃるでしょうか?

 

そして2番が芝のぶさんがメインの「奥庭狐火の段」

芝のぶさんの八垣姫が舞台にでていらしたとき、

まわりから「わー、かわいい!」という声があちこちで聞こえました。

本当にかわいい!

これは私の師匠も踊っているのですが、

衣裳も小道具も鬘も重く大変だと常々聞いていました。

これもまた本当に丁寧に踊っていらして

声もとてもよく通り、表現力にあふれた踊りで

どれだけお稽古したんだろうと思うと

目頭が熱くなりながら見ていました。

 

そして最後が笑野さんの「タケミナカタ」

これはどういうものなのかまったくわからなかったのですが、

尾上右近さんの口上でおごそかに始まり、

笑野さんの生まれ故郷の岡谷市の伝統的な和太鼓や木遣りとともに

笑野さんがはじめは巫女になって踊り、

木遣りのあとに獅子になって出てこられた時は驚きました。

笑野さんといえば可愛らしい女形だと思っていたのに

笑野さんが毛ぶり!!(@_@)

 

岡谷太鼓保存会と諏訪大社木遣り衆との共演が

今まで見たことがない舞台となって

「日本ってすごい!日本って素晴らしい!日本人でよかった!」

ともうわけのわからない感動で心が震えました。

 

終了したとき、後ろの席の男性が

「素晴らしかった!すごかった!来てよかった!」と感激されていました。

幕間でも「日本舞踊初めてみたけど素晴らしい」とか

「八垣姫、気迫がずしずし伝わってきてすごかった」とか

賞賛の声があちこちから聞こえてきました。

私もまったく同感です。

期待をはるかに超えた素晴らしい公演で

興奮さめやらずで眠れません。(笑)

 

芝のぶさん、笑野さん、そしてゲスト出演された右近さん、

本当に素敵な時間をありがとうございました。

そして大成功、おめでとうございます。

 

そして余談ですが、ロビーで岡谷のおみやげを売っていたのですが、

そこで買って初めて食べた「くるみやまびこ」の美味しいこと!!

明日行かれる方はぜひ買ってみてください。

見た目は地味目ですが(笑)感動するおいしさです。

カロリーをおさえた「ライト」があるのも感動でした。