今のところ大河ドラマ「光る君へ」を途中でやめずに観られてます
大河ドラマを観るのは、小学生のとき以来…。
内容的に、恋愛ドラマ+平安時代の風俗を学ぼう♪のノリだから続けられてるのだと思う。←戦シーンとか苦手
わたしの独断と偏見で登場人物の心理分析行きますねー❣️笑
散楽の直秀が検非違使に殺されたあと、廃邸(あれやしき)で結ばれた道長とまひろ(のちの紫式部)。
道長は、駆け落ちしようと誘うのですが、まひろは、「志(こころざし)を大切にして」と返します。
そう言われた道長は、しばらくして、
「よしわかった。オレは政治の頂点を目指すから、まひろはオレの妾になってくれ。」
と、後半想定外の返事。まひろは、
「え、妾?北の方(本妻)ではないの??」
とショックを受けるんですね。
道長とまひろは身分が違うのだから、今後の出世を考えた道長としては合理的なオファーだったと思うのですが、志うんぬん言いながら、まひろは何したいんかな
これだけ見ると、単純な玉の輿狙いなのだが…。笑
で、考え直したまひろが、後日、
「やっぱり妾でもいいからお嫁さんにしてー」
と道長に言おうとします。が、先に、道長に、
「結婚しようと思ってる」
と告げられた相手は、よりによって、お歌の会でよくしてくれている左大臣家姫君の源倫子。
「倫子様とお幸せにね…」
としか言えないまひろと別れて、やけっぱちな(?)道長はその足で、倫子の元へ。
拗らせ女子のまひろとは裏腹に、道長の突然の来訪にも関わらず、倫子は、
「道長様、ずっと好きでした」
と、道長の胸に飛び込んでいくのです。
…どっちが道長の胸を打つかといえば、まっすぐ愛を向けてくる倫子でしょうね
そもそも、本妻じゃないとヤダとか言ってる時点で、まひろも道長のこと、本気で好きじゃないのでは。
道長は、まひろに比べて頭悪いし(←)、みすみす直秀を検非違使に殺されちゃうなど、世間知らずで仕事の詰めもイマイチ。
学者肌のお父さんが大好きでファザコンのまひろが、字も下手っぴな道長を好きになるかなあ。
それよか、違う世界を見せてくれたワイルド直秀の方がよっぽどカッコ良く見えたと思う。
一方の道長も、見かけじゃなくて中身で女性(まひろ)を好きになるのはエライけど、大好きな相手に、
「妾になってくれ」
ってフツー言わない、ということが分からない。
結局、駆け落ちしたいと言ったのだって、まひろが好きというより、父親(兼家)の汚い世界から逃げたいだけだったのでは。
父親には反対されるだろうけど、まひろをちゃんと北の方にしてあげて、愛を貫くことができれば、人として成長できたはずなのに。
そんな中で、入内も断り、道長への想いを遂げた倫子が一人勝ちですね🏆
相手がどう思おうと、好きな人に好きです、って言えるのは強いです。
このドラマで一番安心して見ていられる人物かも…。
このあと道長が、光源氏みたいに、女遊びフェーズに入ってしまったら悲しいけど、自分の心に妥協したのだから、仕方ないでしょう
(モテて遊んでる男性見て思うけど、たくさんの異性と関係するって、人間不信という地獄)
親の反対を押し切ってでも、心から好きな異性と結ばれることって、大事ですよね。
それが、「親離れ」=大人への道、なんだと思います。
(あ、あと、付き合う前に関係を持つなとあれほど…>まひろへ)