平安時代を勉強にするにあたり、とりあえず古典を読んでみようかと
以前、高1の長女ちゃんが、
「古文がむずかしい〜
」
と言っていたので、
「じゃあママと一緒に勉強しよ
」
って誘ったんです。
そしたら、LINEで品詞の一覧表送りつけてきて、
「まずこれ暗記して。」
「これが暗記できなかったら話にならない。」
だって。
たぶん同じこと学校で先生に言われたかな?笑
わたしは12歳からアメリカ育ちで、古文を勉強したことないから、勉強の仕方とか何も知らないんです
で、暗記もせず、何も勉強せずで今日に至ります←暗記の時点で挫折
でもやっぱり古典を知りたくて、年明けから関連の本を読んでいたら、横から、
「この前の品詞覚えたの?」
と厳しい指摘が
「まず文法ありきじゃなくて、作品を楽しんでたら、いつか読めるようになるかもしれないじゃん
」
と言ったら、
「あのねー、古文ってゆーのは、ちょちょっと入門書読んで、『読めるぞ、読めるぞ』じゃないんだからね」
全国の国語の先生がた〜、食わず嫌いが増えるので、古文を暗記科目にしないでくださーい
3歩くらい譲って、古典には暗記が大事と言うなら、琵琶の伴奏とかつけて身体で覚えさせないと、一般人には無理です〜
古文のハードルは高そうなので、とりあえず、ジュニア向け入門書を読んでみました📕
ちょっと思想強めでしたが(←わたしが言うなって笑)面白かったですよ。
本では狂言の紹介もしていて、狂言のジャンルに「婿女(むこおんな)狂言」なる出し物があると。
それは、気の強い妻と心弱い夫が出てきて、要は、夫が妻の尻にひかれる系のストーリーらしいです。
気の強い妻のことを「わわしい女」と呼ぶのだとか。
口やかましく、ワーワー言ってくる女性ですかね。
そんな昔から…😅
っていうか、たまに飲み会で恐妻自慢(?)のオジサンがいますけど、
「仲が良いんですね☺️」
って返してます。
狂言みたいに、一種のコメディーでも演じてるんでしょうか。
お能もそうですけど、女性が感情的に嫉妬したり、恨んだりして、鬼(夜叉)になったりするのは、中世以来の伝統なのか?
あるいは、もっと前から?
著者の田中貴子先生は、中世から女性が強くなった、と書いていますが、反対なのでは?
女性がそういう状態になるのは、男性がちゃんと向き合ってくれないとき。と昔から相場が決まっていますからね。
恐妻家を公言するのは、自分が人(妻)の話を聞かないと言いふらしているようなものなので、やめましょう。
聞かない理由は、男尊女卑だからです(上司の話は聞く)。
あと、夫側も実は感情的だったりします。
しかし…
もちろん全てでないにせよ、案外、自分たちの個人的な関係を、古典的な型に当てはめてるケースもなきにしもあらずなのでは。
ストーリーの中に生きてしまう、囚われてしまう、とでも言いましょうか…。