職場には様々な特性の人たちが入り混ざっている。適材適所という言葉があるが、入り混ざっていると上手くいくケースもある。分かりやすくいうと、ヒーロー者の映画のようなものを想像していただければと思う。
アラビアマンとアイスマンとスウガ君は三人で1チームのスーパーヒーロー達だ。砂漠の世界では、熱さに強いアラビアマンが活躍するが、北極ではスケート靴を履いたアイスマンが大活躍する。そしてコンピューターワールドでは計算力の高いスウガ君が自慢の頭脳でウィルスを撃退!三人は時には喧嘩をすることもあるが、協力してこの世の平和を守り続けているのだ!
これは、とても上手くいっているパターン。
このスーパーヒーローたちは各々の特性を知っている。 だからお互いの良いところを発揮して1つの目標を目指し達成しているのだ。
職場で各々が困るときがあるかと思う。それはこんなときだ。
(※さらに分かりやすくするためにこの記事では簡単に2つの傾向にわけて話していこうと思う。これは全ての人間を指しているわけではなく、あくまでもこんなケースがあるということでお読みいただければ幸いである。)
頭の回転が速くてすぐに行動できるタイプ(高速回転タイプ)の人と全ての段取りをじっくり考えてから行動するタイプ(計画実施タイプ)の人大きくわけて2つあると考える。
高速回転タイプの人は、臨機応変に強いタイプ、分かりやすく例えるとバスケットプレーヤーやレストランウェイトレスタイプとも言えるだろうか。
計画実施タイプは、将棋の棋士や研究者。最後の1手まで考えてからのスタート。途中で予期せぬ事が起きると、対応するのが難しい場合もあるが、かなり計算しつくされたマニュアルを通っていくので成功率は高い。
職場、仕事というのは、これらの特性を持った人たちがメチャメチャに入り混ざっている。
職種によっては、「こちらのタイプのほうがこの仕事は相応しい」というのがはっきりしている場合がある。そういったものは、それに相応しいスキルを持ったものがリーダーになったり昇進していく事が多いので、逆のスキルの所持者は誤った仕事場の選択でそれは苦痛でしかないのだが、「自分には向いてなかったなぁ」なんてことはなかっただろうか?
高速回転タイプの職場に、高速回転タイプがてきぱきと仕事をする。臨機応変に行動でき、仕事が速い、手際のよい使える人!は、この中では普通で、中でも群を抜いて高速回転が得意な人は「素晴らしい人!」とみなされる。
この中に、計画実施タイプの人がいたらどうか。頭のなかで考えている間に、高速回転タイプに仕事をとられ、「あんたいらない」なんてことにもなりかねないのだ。
仕事の向き不向きは、
この点からも考える必要があるが、
ここからが重要!
アラビアマンは、
アイスマンの世界にいると、
寒さで実力を発揮できない。
アラビアマンは、
スウガ君の世界が大変気になるが、自分のフィールドではないから順応するまでには多大なHPを消費する。
アラビアマンは一生懸命がんばれば、興味のあるスウガ君の世界で敵と闘うことはできる。しかし、アラビアマンがアイスマンの世界にずっとい続けることはできるか?身体がアイスでできているアイスマンが砂漠の真ん中で闘い続けることは自殺行為ではないか?
たとえアイスマンが砂漠が大好きで、自分にはこれが合っているのだ!と感じたとしても、それは勘違いでしかないのだ。
好きと合っているは
根本的に違うもの。
そして、仕事は一人ではなく基本はチームワーク。
自分の特性を理解出来ない人たちのなかに、全く場違いなスキルを持っていたり、頭のなかで考えていたりしても、それは意味がない。その点を考えて仕事を探してほしい。