結婚式と未来の車 他 | Strange Games and Things

結婚式と未来の車 他

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先週土曜日、埼玉で久しぶりに結婚式へ出席。
結婚するのはカミさんの親戚でいとこにあたる女性。
そのお父さんは印刷会社の偉い人。
今まで2度ほど会っただけだが、娘の結婚式に出席してもらうということで
叔父さんはえらく恐縮されて、最寄りの駅まで車で迎えに来てくれた。

車は黒の重厚なレクサス。

「夜には雪になるかもしれない。
こんな時にありがとうね。」
という丁寧なご挨拶が、車の威圧感と反比例。
高級車はとにかく乗り心地がいい。
“滑るように走る”とはまさにこの事。

全てに感心している俺の目の前で信じられない光景が!

叔父さんは液晶モニタを操作して、電話帳を呼び出し、
自宅に電話をかけ始めたのだ。
もちろん運転しながら。

『な、なんと!未来の車発見だよ!』

日頃、車に乗らない(20年来のペーパードライバー)身としては、
IT革命がここまで進んでいる事に驚く。
運転しながらの通話は危険ですよ、という注意もし忘れるほど。
自宅にいる家族と話して、俺達家族をピックアップした事を伝えると

「夜には雪が降るんだよなぁ。
この車スタッドレスじゃないけど大丈夫かな?」

と、今度は別のところに電話をかけ始めた。

「はい、レクサスサポートデスクです。
○○様(叔父さんの名前)本日はいかがいたしましたでしょうか?」
「埼玉エリアなんだけど、夕方から雪が降る予報になってるでしょ?
この車についている横滑り防止ボタンを押せば、
スタッドレスに近い効果があるの?」

「お調べ致しますのでしばらくお待ち下さい。」

この時点でもうポカーンと口を開けっ放しな状態。
車に秘書が乗っているようなもんだね。

しばらくすると、オペレーターの声が。
「横滑りを抑える効果はありますが、
本日予報では数センチ積もるとの事ですので、
やはりスタッドレスかチェーンを装着された方が安心かと思われます。」
「やっぱりそうだよね。じゃあ午後からは乗らないようにします。
どうもありがとう。」
「どうぞ安全運転で。ご利用ありがとうございました。」

いやー凄い。至れり尽くせり。
他にも最寄りの美味しいレストランとか渋滞してない道とか教えてくれるんだろうな。
富める人向けのビジネスは限界を知りません。

15時に式場入り。
教会での式が終わり、扉が開くと外は銀世界になってた。
降ってくる雪の粒の一つ一つがデカい。
そのまま披露宴へ突入。
『最近の披露宴ってこんなにぎやかな感じなんだなぁ』
と10年前の自分の場合を思い出したり。
新郎・新婦からご両親へ贈るビデオ・メッセージなんて、
内容は大体想像がつくのに涙が止まらない。
式場のスタッフの皆さんのムダの無い動きを含め、
素晴らしい式だった。

式場の外は降り続いた雪で真っ白。
10センチくらいは積もってたかな?
会場を後にした親戚一同でホテルに移動し、
最上階のフレンチ・レストランにて軽く飲む。
カミさん側の親戚の皆さんは本当にお酒好き。
ほろ酔いの楽しい気持ちのまま、長い1日が終了したのだった。