最近知人がお父さんを施設に入れる

決断をしました



仕事をしながら通いでご両親の面倒を見て

特に認知症のお父さんにはあれこれ

手がかかり、話を聞く限りうちの母より

手が掛かるし十分頑張ったし

もう施設で良くない?と思っていたのですが


知人は

施設に入ってこれ以上

認知症が進んだら

家族のことも

分からなくなって可哀想

という理由で在宅介護していました


なかなか難しい問題ですよね

でも果たしてお父さんは可哀想なのか?

直前のことも覚えてないので

他人目線から見てそれほどご本人は

可愛想ではない気がします


自分たちのことが分からなくなって

自分たちが可哀想なのかもしれません

なんて思っていました


結局さらに認知が進んで

側で面倒を見るお母さんの負担を考え

施設入居になりました


この決断の時期は家庭によって様々で

でも後悔のないように在宅介護をやり切った

気持ちが必要なのでしょうね



施設(特に特養のようなところ)は

本人のために入るところではなく

介護者が在宅の生活を支えられないと

感じたら本人がどういう状態であろうと

お願いする場所かなと思います


しかも急には入れないので

(私も施設見学を始めて

母が入居できるまで半年かかりました

それでも早い方だと思います)

在宅生活を支えている介護者の方は

最低あと半年は今の生活が続けられるかを

考える必要があると思います



在宅生活を振り返ると

在宅中は母が色々してしまったので

母に関わる色々な事業所の人からの

連絡に対応するのも大変でした


在宅の時は

ケアマネ

デイケア

デイサービス

訪問歯科

訪問リハビリ、訪問看護

福祉用具

ヘルパー


全部違う事業所

直接伝えた方がと考えてスタッフの方は

電話をして下さるのですが

あちこちからかかってくるのも

ストレスでポーン

仕事中は出られないしかけ直しできないし

終盤の電話内容は

もう一人暮らし無理じゃないですか?と

言われそうなことばかりでしたし



ケアマネさんを通して連絡をしてくれていた

事業所は有り難かったです

ケアマネさんも極力ショートメールで

連絡をくれていたのでとても助かりました


現在母の連絡は特養1ヶ所

しかもキーパーソンは兄なので

母のことで私に連絡はほぼありません

とても有難いです


母はもうすぐ施設入居して1年が経とうと

しています

行けば文句ばかりで足が遠のきますがニヤニヤ

出来ることを負担にならない範囲で

これからも続けて行こうと思います


母の生活を支えてくれた皆様

そして今お世話になっている特養の皆様

本当にありがとうございます😊