インスタグラムでは
もうお伝えさせていただきましたが
改めてblogに書こうと思います
先日6月29日に
実家の神社で挙式を挙げることが出来ました
結婚してあと2ヶ月で1年、
海外生活をしていると
いつ式を挙げられるか分からなかったので
急遽、家族とご先祖様への感謝の気持ちとご報告に、
今回は家族と親族だけで行いました。
撮影のときには
特別にえなちゃんも参加させてもらえて
家族揃っての記念写真が撮れました
えなちゃんバッチリカメラ目線
ですが
こんな風にリラックスしてしまうときもあって
撮影ではより自然に笑う家族の顔を
残すことが出来ました
神社での挙式
どんなイメージがありますか？
白無垢と袴姿や神主さんの姿は浮かびますが
式の内容まではなかなか知られていないかもしれません。
とても、
とてもとても、心が清められるような
穏やかで清々しく、温かい時間でした
参進の儀（さんしんのぎ）
巫女に先導され、新郎新婦、そして参列者が一列になり、境内をゆっくりと神殿に向かって歩きます。
三官（笙・篳篥・龍笛）による生演奏、
小さなその笛からは想像つかないほどの力強い音は
参道を包む緑が柔らかく包み込み
私たちの胸に優しく響きました。
神殿に入ると
いつもとは表情の違う兄の姿が。
いつもより少し低い声で
祭主として進行がはじまりました。
兄の祝詞をきくのははじめてではありませんが
なんだかまだくすぐったく
そういえば父はどんな声で祝詞を読んでいたかな
なんて後ろ姿を重ねてみていました。
小柄な兄の後ろ姿を
ふくよかだった父と比べてしまうと
なんだか頼りなくみえてしまうのですが
最後に祭主（兄）からの挨拶が。
『新婦の兄として離れて暮らす妹へ
感謝の気持ちを忘れないように。
何事も当たり前にならず、感謝し、
それを言葉で伝えること。
ありがとうという言葉を大切にしなさい。』
父の顔が浮かびました
亡くなった父はいつか嫁に出る私に
偏見や偏った知識、考えがないように
またいろいろな文化、宗教にも関心を持つことが出来るようにと
キリスト教の学校を勧めてくれました
厳しかった母は、
着付けや茶道といろいろ私に教えてくれましたが
父が神社のことを教えてくれることは
ほとんどありませんでした
ただひとつだけ
『ここは日々に感謝する気持ちが生まれる場所。ありがとうという言葉を忘れてはいけないよ』
美味しいって食べたそのお米は
誰が大切に育て運び誰が売り誰が洗い炊いたのか
日々の生活は感謝と幸せで溢れているね
言葉は武器にもなる
でも人を幸せにすることまで出来るんだよるりこ
ありがとうという言葉は
言われた人だけでなくそこにいる人みんなを
幸せにできる言葉なんだ
成長期思春期の私は
聞いていてうるっとくる日もあれば
父が昔話のおじいちゃんにみえるときもありました。
でも兄に言われた今、
懐かしいような、くすぐったいような
温かくじわっと感じていた梅雨の湿気が
ぎゅっと目頭に
思わず下を向いてしまいました。
ありがとう
今は心の中でしか言えないけど
今度は言葉で伝えよう
あっという間に式は終わりました
しばし家族と写真撮影
式が終わると青空になっていました
神社での挙式は
とても厳かなイメージを持たれているかもしれません
原口家は
みんな楽しそうでしたよ
改めてたくさんの方に感謝したいと思う
とても良い式になりました
さて私事が長くなってしまいましたが、
少しだけ
神社での挙式についても
お伝えすることが出来たでしょうか
少しでもこれから結婚式のご準備をされる方の
参考になっていたら嬉しいです
長いblog
読んでくださりありがとうございます(^ ^)
＊1はかわいいお写真お借りしております。